みなさんVictory Ampsというアンプをご存じでしょうか。
日本ではまだ馴染みが無いと感じる方も多いかもしれません。
しかし、そのクオリティは本物!
今回はそんなVictory Ampsの名機を筆者の独断と偏見で3シリーズ紹介していきます。
1. The Jack
Victory Ampsは2013年に英国で産声をあげました。
そのスタートは、ギタリストのガスリー・ゴーヴァンのツアー用アンプとしてデザインされたThe Jackによって切られました。
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / V30 The Jack MkII
上の動画のガスリーの演奏を見ると彼のテクニカルで繊細なサウンドを支える重要な役割を担っていることがわかります。
サウンドのレンジとしてもクランチから強めのディストーションまで幅広くなっております。
ちなみにこのThe Jackはペダル型プリアンプやパワーアンプ版も発売されています。
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / V4 The Jack Preamp
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / V4 Jack Power Amp TN-HP
プリアンプに関してはパワーアンプやパワードスピーカーに繋いで使用するのももちろんAmp Through Modeを使うことでコンボ型アンプのインプットに直差しするなど、使用環境に合わせてThe Jackの音を出すことができます。
さらにはエフェクターも発売しているので、さまざまな媒体でThe Jackのサウンドを体験できます。
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / V1 Jack Pedal
2. RKシリーズ
Victory Ampsと言えば思い浮かぶことも多いのがMR. BIGでも活躍をしたリッチー・コッツェンです。
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / RK50 Richie Kotzen Head
Victory AmpsからはRK50というシグネチャーモデルが発売されています。
他のシリーズのアンプに比べると1チャンネルのシンプルな仕様になっています。
歪みの幅自体は広いのでギター本体のボリュームを操作して歪みを調整するギタリストにとっては非常に良いアンプです。
ギターのボリューム操作を難しく感じる人でもフットスイッチ可能なブーストを搭載しているので、足元の操作にてボリュームを調整することも可能です。
真っ白い筐体が非常に印象的です。
このヘッドに対応したキャビネットもあり、セットで使っていきたいですね!
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / V112-WW-65
コンボタイプのRK50もあります。
こちらもスタイリッシュでかっこいいので部屋に置きたくなるデザインです。
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / RK50C
3. Sheriffシリーズ
筆者が個人的に気に入っているのはこちらのSheriffシリーズ!
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / VS100 Super Sheriff Head
100Wの大きな出力のラインナップを揃えており、大迫力のロックサウンドを体験することができます。
2種類のゲインモードを備えており、Vintage Gainチャンネルはクリーン/クランチの切り替えができ、60's~70'sのクラシック・ロックに最適です。一方でHot Rod Gainチャンネルは70's~80'sのハードロックに最適なサウンドから、さらに90年代メタルのようなハイゲインなサウンドまで対応します。
まさに、歪みの宝石箱!
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / Sheriff 25 Head
ランチボックスサイズにコンパクトになった25Wのモデルも販売されており、筆者はブルースやファンクなどのジャンルを演奏することが多いので、こちらの方が取り回しがよく気に入っています。
Victory Amps ( ビクトリーアンプ ) / V112V
V112くらいのサイズのキャビネットと併せて使うと良い感じですね。
クリーントーンもカラっとしたサウンドで16ビートのカッティングや強くピッキングすると歪むくらいのレベルまでゲインを抑えて使っても非常に気持ち良いです。
じつはサウンドハウス社内ライブにおいても大活躍をしている一台だったりします。
いかがでしたか?
今回は3シリーズの紹介に終わりましたが、その他にもビンテージアメリカンサウンドを特徴としたDuchessシリーズやブリティッシュなオールドサウンドを特徴としたCopperシリーズ、7弦ギターにもピッタリなハイゲインを誇るKrakenシリーズなどがあります。
みなさんもVictory Ampsの世界を一度体験してみてください!
ブランドサイトもサウンドハウスのページ内にありますのでぜひチェックしてみてください!