『ギターアンプって結局どれがいいの?』と思っているそこのあなた!今回はギター初心者におすすめのアンプについて解説していきます!
■ ギターアンプとは
『え、ギターって本体だけじゃ音出ないの?』と、僕も初心者の頃はそう思っていました。コツコツ貯めたお年玉でエレキギターを買ったとき、その事実に震えたものです。アコースティックギターであればアンプは必要ありませんが、エレキギターならば必須です!アンプ無しでエレキギターを弾くことは、スリッパでサッカーをするようなものです。
■ クリーントーン、歪み(ひずみ)
エレキギターの音には大きく2種類あります。1つ目はアコギのように透き通った音が特徴の「クリーントーン」。2つ目は車の加速時のように唸る音が特徴の「歪み」。それぞれジャンルによって使い分けられており、例えばロックであれば歪みはなくてはならないものです。この「歪み」は度合いによって様々な呼び方があり、クランチ(クリーンと歪みの中間の音)やドライブ(歪みが激しいギターの音)など多岐に分かれます。
■ 歪みの仕組み
先ほどから頻出している「歪み」の仕組みについてお話ししましょう。通常、音を鳴らす際には歪み、つまり音がつぶれた状態は好ましくありません。合唱やオーケストラで音が歪んでしまうと、柔らかな雰囲気は損なわれてしまうでしょう。しかし、ロックというものはやかましくてナンボのものです。ギターアンプに回路の限界値を超えた音の信号を入力した際、出力される音が潰れてしまいます。この状態を「歪み」と呼ぶのです。
ではさっそく、人気の小型ギターアンプを見ていきましょう!
伝統のブリティッシュサウンドがコンパクトサイズに!1967年にイギリスで創業した老舗ブランドLaney。Black SabbathのTony Iommiが愛用していることでも有名なメーカーですね。2チャンネルの音色やヘッドホン・AUX IN端子など、低価格にもかかわらず高機能なアンプです!
ギターアンプといえばマーシャル!といっても過言ではないほど、有名なアンプメーカーがこちらのMARSHAL。クリーンと歪みの2チャンネルやヘッドホン端子はもちろん、お気に入りの曲やバッキングトラックと合わせて演奏できる外部入力端子まで搭載しています。憧れのMARSHALLをお手頃な価格で楽しめる1台です。
3. ORANGE ( オレンジ ) / CRUSH MINI
邦ロックが好きな人は、フェスやMVで一度は見たことがあるのではないでしょうか。GAIN、SHAPE、VOLUMEの3つのつまみを操作することで、クランチサウンドからハードなロックサウンドまで鳴らすことができます。ヘッドフォンアウトやAUX端子はもちろん、クロマチックチューナーも搭載していますね。キュートな見た目は、インテリアとしても最高です!
4. FENDER ( フェンダー ) / Mustang LT25
「もう少し多機能なアンプが欲しいなあ」という方にはこちら!ギターの音には通常、様々なエフェクトがかけられています。Mustang LT25は20種類のアンプモデリングや25種類のエフェクトを内蔵しているので、アンプやエフェクターを何個も買う必要がありません。ギターに慣れ始めた方や、スタートダッシュを決めたい方におすすめの1台です。
エフェクターブランドとして有名なBOSS。こちらのKATANA-MINIはそんなBOSSの最上位アンプの魅力を、小型な筐体に詰め込んでいます。クリーン・歪みの音はもちろん、EQ(イコライザー)という音を整理する機能もついていますので、より本格的な音作りを行うことができます。また、バッテリー駆動に加え、別売りのACアダプターでも動作します。アンプの理想とされる、温かみのある音が魅力の1台です。
また、ギターとアンプを接続するためには『ケーブル』というものが必要になりますので、いくつかご紹介します。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / GIC030
カラーと長さの豊富なバリエーションで使い勝手の良い楽器用ケーブル。最初の1本におすすめです!
楽器用ケーブルといえば真っ先に名前が挙がるブランド、CANARE。初心者から熟練者まで幅広い層に人気のケーブルです!
いかがでしたでしょうか。エフェクターやEQなど聞き慣れない単語もあったかもしれません。でも大丈夫!がむしゃらにギターを弾くなかで少しずつ分かってきますので、まずはお手持ちのギターを今回ご紹介したアンプでかき鳴らしてみましょう!