アンプヘッドとキャビネットが別々に分かれたギターアンプをスタックタイプと呼びます。ヘッドとキャビネットの組み合わせを変えたり、2段、3段積みにするなど色々と拡張、工夫ができます。ライブではアンプヘッドのみを持ち込むという方も多いと思いますが、何も知らないで使用するとライブハウスの機材を壊しかねませんので注意が必要です。
キャビネットには、スピーカーユニットが1発のものから、2発、4発とさまざまなタイプがあり、それぞれ音質、音圧が異なります。基本的にスピーカーユニットが小さいほど粒立ちが細かく高域がはっきりとし、大きいほど低域が際立ち音量も大きくなります。音圧を稼ぐために出力の大きいアンプヘッドと、4発のキャビネットを2台積み上げる「3段積み」といわれるスタイルも定番です。
01
アンプヘッドの出力に対してキャビネットの許容入力を確認する。
アンプの出力よりも許容の小さいキャビネットを使用するとスピーカーが飛んでしまう恐れがあります。
02
アンプヘッドとキャビネットの抵抗値を確認する。
ヘッド側に抵抗値を可変できるスイッチがある場合は使用するキャビネットの抵抗値に合わせて使用します。
03
スピーカーケーブル【フォン‐フォン】
アンプヘッドとキャビネットの接続にはスピーカーケーブルを使用する。
アンプヘッドとキャビネットの接続にはスピーカーケーブルを使用します。楽器用ケーブルは構造が違うので使用できません。一般的にはフォン端子のものが使われます。
04
キャビネットに繋いだ状態で使用する。
キャビネットに繋がずアンプヘッド単体で使用した場合、アンプ部に負荷が掛からず過駆動となり、ヘッドの故障の原因となります。
レコーディングでアンプヘッドから直接ラインに録音する際はこの点にも注意しましょう。
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