ドラマーにとって、自宅での「練習」は困難を極めます。自宅でドラムを練習するにはどうしたら良いのか……
前回のブログではメッシュヘッドをコンパクトトラベラーに張ることができましたので、次はハードウェアを組み上げていきましょう。
自分なりにこだわってセッティングしてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
なお、今回のブログは前回の続きとなりますので、下記のブログを読んでからお読みいただけると嬉しいです。
⇒ コンパクトトラベラーを自宅で使ってみた① ~メッシュヘッドは使えるのか?~
さて、今回も引き続き下記のコンパクトトラベラーを使っていきます。
PEARL ( パール ) / PCTK-1810BG Compact Traveler
まずはバスドラムにペダルを取り付けます。コンパクトトラベラーはバスドラムが薄いので、壁に近づけてセッティングできるのが魅力ですね。
コンパクトトラベラーを選ぶ最大の利点と言っても過言ではありません!

次にタムを取り付けていきます。
今回はスネアドラムを取り付けるためのロッドを上に向け、ハイタムをセッティングしていきます。


タムの打面をフラットにセットしたい方には特にこの取り付け方がおすすめ!高さ調節がとてもしやすいなと感じました。
ハイタムを取り付けたら、次はスネアスタンドを2つ用意します。
1つは普通のスネアスタンドで14インチが取り付け可能な物。(画像左)
そしてもう一つが今回のこだわりなのですが、S-1030 という16インチのスネアまで取り付け可能な特殊なスタンドを使用します。(画像右)

PEARL ( パール ) / S-1030 スネアスタンド
まずは普通のスタンドの方にスネアドラムを取り付けます。
今回はできる限り実際の演奏感に近づけられるよう、14インチのスネアドラムにメッシュヘッドを張ったものを用意!!
音にこだわる必要がないので、ここは14インチのスネアなら何でも良いと思います。
今回は叩く頻度も多いのでスネアの大きさにはこだわってみました。

さて、もう一つ用意した16インチのスネアが置けるスタンドですが……
こちらにはフロアタムをセッティングします!!

付属のクランプで取り付けないの??と思った方もいるかもしれませんが、今回は安定感を求めてスネアスタンドに取り付けてみました。
かなりガツガツ叩いてもビクともしないので、安心して叩くことができます。
次はシンバルを組み上げます。
今回はトップシンバルとライドシンバルを一枚ずつとハイハットシンバル1セットをセッティングするのですが、消音シンバルを選択しました。
ゴムのパッドより響きがあり、打感もリアルなのでオススメです。
PLAYTECH ( プレイテック ) / PLQ Reduce Volume Cymbal Golden
トップシンバル用のスタンドはハイハットスタンド、スネアスタンドとの干渉を考慮してフラットベースのシンバルスタンドを選択。ライドシンバル用のスタンドはフラットなバスドラムの足に近づける予定のため、通常のシンバルスタンドを使用しました。

ハイハットスタンドにもシンバルを設置します。
頑丈なハイハットスタンドにはメトロノームやスタンドを置けるようにテーブルをクランプ!

とても使いやすいテーブルなので、紹介しておきます。
ドリンクホルダーとスティックが転がらない窪みが最高です。気になった方はぜひ!!

そして完成したのがこちら!!

いかがでしょうか?? 様々な工夫と共に原型をとどめないこのセッティング!
スネアドラムパッドを1つ残して完成とする寛容さ!!笑
ドラマーのセッティングは十人十色ですが、1つくらいは良いなと思っていただけた点があったのではないでしょうか。1つでもマネしていただけたなら本望でございます。