ドラムの色(フィニッシュ)に関しては、単なる見た目だけではなく、サウンドにも大きな影響を与えているのはご存知でしょうか?今回はドラムのフィニッシュによる、サウンドの特徴について触れてみたいと思います。
シェルに色、柄のついた薄いプラスティックを巻いたフィニッシュをカバリングと呼びます。ラッカー・フィニッシュよりも安価に設定されていますが、価格=クオリティーではありません。カバリングの場合、シェルの強度が増し、シェルのキャラクターとは異なる成分を引き出すことができます。
カバリングよりも比較的ソリッドな音質になる傾向があり、シェルのキャラクターを活かしながら、カラー・バリエーションを楽しむこともできます。また、性質上経年変化や紫外線の影響による色合いの変化が起こりやすく、取り扱いには注意が必要ですが、それを味として楽しむこともできます。
シェルがもつキャラクターを、そのままサウンドに活かすことができるフィニッシュです。ナチュラルなサウンドと、木目を活かしたあたたかみのある外観が特徴です。ダメージ等による打痕や傷が目立ちやすいフィニッシュではありますが、それもまた一つの味として楽しめるかと思います。
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