日本の音楽シーンにおける80年代は、さまざまな音楽にスポットが当たる時代だったと思う。「80年代」という言葉で音楽シーンが括られる一方で、70年代のマイナーなロック・シーンを見つめ直す時代でもあったと思う。少なくとも私の周りでは、そういう動
映画と音楽と…。 映画『鉄男』とメタル・パーカッション。 日本でメタル・パーカッションを一躍有名にしたのは、映画『鉄男』のサウンドトラックだと思う。鉄に体を蝕まれていく男の映像に、これでもかと鉄や金属を叩く
RCサクセション 爆発前夜 日本語ロックの雄「RCサクセション」のライブを観たのは、今となっては貴重な体験だった。時は1980年。バンドの存在を教えてくれたのは高校時代の先輩。発売されたばかりの『RHAPSODY』というラ
紙ジャケというものが初めて誕生したのは、1994年のことでした。まだまだCD自体が市場の音楽メディアを独占する5年ほど前のことです。そもそも「紙ジャケって何?」という方のために、まずは説明を…。紙ジャケとは、コンパクトになった
パロディというものはいつの世にも存在するわけで、今回取り上げるテーマはレコードジャケットのパロディです。とは言っても、パロディを行なっているアーティストは、笑わせようとか、真似してやろうとか思っていないかもしれません(そんなことはないか?)
長年、音楽仲間とつるんでいると、音楽を楽しむという行為の中に、演奏だけではなく「コレクションをする」という趣味を持つ人と出会うようになります。レコード・コレクター、楽器コレクター、アンダーグランドの音源コレクター、音楽グッズのコレクターなど
もっとカヴァってちょ。 LAIBACH(ライバッハ) / GET BACK オリジナルの演奏はいわずと知れたザ・ビートルズです。一方、この曲をカヴァーするのは、LAIBACH(ライバッハ)というスロベニア
カバー・アートから聴こえてくる音楽 Roger Dean (ロジャー・ディーン) ユーライア・ヒープ『Sea of Light』 2009年、映画『アバター』が大ヒット。そこにはこれまで見たことのない風景がリアルな
元GENESIS Steve Hackett 2018年 来日公演レポ 懐古骨董音楽箱が鳴り響く夜。 2018年4月7日(土)、8日(日)、川崎クラブチッタにおいてSteve Hacket
井上陽水:氷の世界 初めて「アルバム参加ミュージシャン」を気にしたのが、このアルバムでした。フォークといえば、ギター1本でストレートかつシンプルなイメージだったのですが、このアルバムは少し違いました。収録曲は時にハード、時には
カバー・アートから聴こえてくる音楽 H.R.Giger(ハンス・ルドルフ・ギーガー) ギーガーはスイス出身の画家であり、イラストレーターであり造形作家です。一見、ロックとは関係ないようですが、意外にもたくさんのアーティストのジャ
偉人:本田美奈子. 没(年齢):2005年11月6日(38歳) 本田美奈子.の名前の後に小さな「.」が付いているのをご存知だろうか?というか、本田美奈子.自身をご存知だろうか?アイドルから、ロック・バンド、(途中には演歌歌手へ転向す
カバー・アートから聴こえてくる音楽 ピーター・サヴィル マンチェスターで生まれ、地元のアートスクール(現在はマンチェスター・メトロポリタン大学の芸術デザイン学部)でグラフィック・デザインを学んだピーター・サヴィル。デザインを学ぶ
もっと、カヴァってちょ。 エルヴィス・コステロ:シップビルディング 1982年8月20日、エルヴィス・コステロが提供した曲としてロバート・ワイアットの名曲「シップビルディング」が発売されました。発売時はあまりヒットしなか