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スピード感が求められる現代社会 たらたらしてられない職場を見据えて困惑する自分?

2022-01-29

テーマ:サウンドハウス創業者のコラム「Rickの本寝言」

Rickの本寝言 サウンドハウス創業者が本音をついつい寝言でつぶやく!

プロゴルファーの渋野日向子選手が大好きなお菓子ということで、一躍有名になった「タラタラしてんじゃねーよ」!何と大胆なお菓子の名前だろうか。初めて聞いた時には、一瞬、自分の耳を疑った。しかし本当だった。そして楽しそうにお菓子をほおばりながら、すごいスピードで次々とホールを回り続けた渋野選手。結果は全英オープンの優勝だったことは記憶に新しい。

プロの仕事においてはスポーツに限らず、どんな仕事においてもスピード感が求められる。特にDXが話題となる昨今、世界中の情報が一瞬にして自分の手元に届く時代なのだから、情報処理のスピードをあげて、何事もすばやく決断、実行しなければ世の中の流れについていけなくなってしまうのだ。よって自分はいつも、すべてのことにおいてスピード感をもって対応することを心がけている。

ところが最近、周りのスタッフを見ていると、スピード感が足りない人が増えてきたように見受けられる。言い方を変えれば緊張感がないのだろうか、一気にやっちまおう、もっと早く処理する方法を考えよう、なんて思いながら仕事をするスタッフが、以前より減ったように思う。

むしろAI化が進む現代、そういうテンションは過去のもので、これからの人生は、ゆとりをもって楽しみ、大変なことはAIとロボットに任せよう、なんていう気持ちが見え隠れしているのだろうか。とにかく「行くぞ!」と自分が先陣をきって敵陣に突進するも、振り返ってみると、みんな後方でゆっくりと歩いている。。。そんなイメージが脳裏を走る。さびしい限りだ。。。

こういうことを考えること自体、自分自身が老いたことの証であるかもしれない。つぶやく暇があったら、それこそ、「たらたらしてんじゃねー」と自分にゲキを飛ばして、さっさと仕事を終えていっぱい飲みに行こう!ああ。みんながフルスピードで仕事を完結、チームが一丸となって大活躍することを夢見てきたが、所詮、寝言の範疇で終わるのだろうか。。。

Rick - 中島尚彦 -

1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。GIT(Guitar Institute of Technology)第2期生のギタリスト。80年代にキリスト教会の牧師を務め、音楽ミニストリーに従事しながら、アメリカで不動産会社を起業。1989年、早稲田でライブハウス「ペトラクラブ」をオープン。1993年千葉県成田市でサウンドハウスを創業。2001年、月間地域新聞日本シティージャーナルを発刊。主幹ライターして「日本とユダヤのハーモニー」の連載をスタートし、2010年よりwww.historyjp.com を通じて新しい切り口から古代史の流れをわかりやすく解説。2023年、一般財団法人サウンドハウスこどものみらい財団を創設し、こどもたちの支援にも従事。趣味はアイスホッケー、ピアノ演奏、トレイルラン、登山など。四国八十八ヶ所遍路を22日で巡る。グループ企業の経営指導に携わるかたわら、古代史の研究に取り組み、日本のルーツ解明と精神的復興をライフワークとする。

 
 
 
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