50年後、全国の市町村のうち、およそ半分が消滅の危機に直面すると囁かれている昨今、地域文化の象徴とも言える祭りや神輿の姿が各地から消え始めている。これまでのトレンドを踏襲して若者の結婚離れがますます加速し、子育てが敬遠され続けるという前提で推測すると、500年後には日本人が消滅するとも言われている。ほんとかどうかは別として、日本の将来が危ういことに間違いはない。
救いの道はあるのだろうか。地方から人々が消えたら、だれが魚を釣ってくれるのだろうか?農家から人が消えたら、だれがお米を作るのだろうか?酪農家がなくなったら、牛肉や牛乳はどうなるのだろうか。今からでも遅くはない。日本の国土を愛し、地方の文化を大切にし、地域活性化のために何かしら働きかけていくことが大事だと思う。
その手段のひとつが音楽だ。音楽は人々を幸せにする力を持っている。一人であっても、グループであっても、その場所、その時、その人にマッチした音楽さえあれば、その空間は一気に輝くことができる。だからこそ、地方活性化のカギを握るのは、音楽であると考えるこの頃である。
そのために何ができるかということを、サウンドハウスのオーナーとして考えてみた。まあ、できることは限られているが、どうせやるなら誰も手をつけられないような「むずいこと」を手掛けて、いちかばちかの勝負に出たい。そして地方活性化のために一石を投じるだけでなく、そこから地方創生の原動力を「音楽の力」で見出すのだ。そんなタスク、責任をサウンドハウスの創業者として思うこの頃である。
善は急げ!早速2022年から手掛けていくことにする。そして女川に進出することを決めた。詳細はこれから考えようっと!きっとひらめくと信じて!!
