ここ最近、筆者はサウンドハウスで取り扱いのあるさまざまなケースをご紹介してきました。※まだ見てない方、気になる方は下記のブログをチェック。
■ サウンドハウスで釣り用ケース!?釣り具、持ってないけど徹底解剖してみた
■ これはサバゲーが捗るかも。噂のガンケース、徹底解剖してみた。
さて、今回はそんなケース紹介ブログの中でも大型のケースに着目していこうかと。肝心の商品はタイトルでも触れていますが、下記の商品について徹底解剖していきます。
SKB ( エスケービー ) / X2915-14 ツールケース
SKB社のケースは今まで紹介してきたものを見てもらうとわかるとおり、楽器・音響機器はもちろん釣り具や銃などさまざまなケースを製品展開しており、さらにはどれも非常に頑丈で耐久性に優れているのが最大の特徴です。
今回ご紹介するケース「X2915-14」は何かの専用ケースという訳ではないですが、弊社で扱っている汎用ケースの中でもかなり大型の商品となります。という事で、さっそく見ていきましょう。


まずは外観から。この見た目から伝わる頑丈さ。これぞSKBといった感じです。もちろん触れても分かる樹脂製のしっかりしたケース。キャッチロックは前面2箇所。細かい部分は後程触れるとして、さっそく開けてみます。

キャッチロックを開けて軽く持ち上がるかと思いきや、そこはさすがのしっかり構造。蓋は少し重めの仕様。すこし力をいれてグググッと蓋を押し上げると開いた感じがコチラ。

とにかくいろいろ入りそう!という事で実際に内部寸法を測ってみましょう。

まずは横幅から。おおよそですが約72cmぐらいでしょうか。サッシ部分も含めると、メーカー公表値(73.66cm)どおりな感じ。

お次は奥行き。ケース内部に出っ張りがあるため測る場所によって少し異なりますが、約37cm程度。こちらもメーカー公表値(38.10cm)の方が少し大きいですが、サッシの部分を含むとそのぐらいになります。

次は内寸の高さ(深さ)。こちらも下の形状により測る場所によって少し異なりますが、一番下の部分から測って、サッシ含め約30cm程度。

一応、蓋のクリアランス部分も測ってみました。こちらも計測する箇所によりますが、最大で大体サッシ含め約9cm程度。


ちなみにふと気になった人もいると思いますが、蓋を途中まで開けた状態で固定されるかどうか。こちらに関しては試したところ、大体上記の画像ぐらいの角度(30~40度)まで開ければ蓋が自重で閉まる事はありませんでした。ただ、これ以上角度を低めに開けるとさすがに重みで閉まってしまいます。なお、左右に金具が付いているため、蓋は最大でも90度までしか開かない仕様になっています。さて、次は各パーツの細かい部分を見ていきましょう。


こちらはキャッチロック部分。蓋のサッシ部分に引っ掛けて固定する仕様。何度か開け閉めしましたが、頑丈なのはもちろん、スムーズに動作しています。キャッチロックを閉めると錠前を取り付けられるような機構も有り。

ケースのサイドについているハンドル部分。こちらは左右に1個ずつ付いています。重いものを入れてもしっかり持ち上げられるよう、こちらもしっかりとした作り。

最後に底面を。ケースの四隅にキャスターを取り付けられるようになっています。ただ、キャスターは標準で付属していないので、別途必要な際はお求めいただく形になります。
さて、足早に紹介をしてきましたが、いかがだったでしょうか。中々このレベルの大型ケースを実際に触れてレビューする機会もないので、筆者としては少し楽しかったです。「X2915-14」は用途が決まっていないからこそ、いろいろと使える場面も多いケースとなっています。余談ですが、ケースを閉めた状態で上に座ってみたところビクともしなかったので、キャンプに持って行って椅子兼キャンプ用品の収納ケースとして使うとかも良さそうです。もちろんイベントやライブなどでケーブル類、機材類を一式詰めて運ぶのも良し。サバゲー用のガンケースとして使ってみるのもカッコよさそう。さまざまな場面で活躍できる「X2915-14」。とにかく頑丈で大型のケースをお探しの方に、ぜひともおすすめです。