全ての楽器の中で一番古い歴史をもっている打楽器について、皆さんどこまでご存じですか?
キューバ、アフリカ、中南米、アジア、ヨーロッパなど、様々な国で生まれた打楽器があります。手で叩いたり振ったりするだけで誰でも簡単に音が出せるのが魅力。ですがその分極めても極めても奥が深~い楽器。一度ハマると抜け出せません。まさに沼です。
今回は筆者が選んだ、どこからどうみてもクセがすごく、思わず触りたくなってしまう打楽器をいくつか紹介していきます。
1 シェケレ PEARL ( パール ) / PSK10
集合体恐怖症の人はそのままスクロールしてください。一見なんだコレ!?と思いますよね。シェケレとは西アフリカで生まれたパーカッション。マラカスのように振ったり叩いたりすることで音を出し、テンションビーズをコントロールしながらリズムを刻みます。
2 ウドゥドラム LP ( ラテンパーカッション ) / LP1400-C4
えっ・・・ハクション大魔王の壺?と思われがちなこの打楽器。ウドゥドラムといいます。どこからどう見ても壺にしか見えませんが・・・始まりはアフリカのイボ民族が壺を叩いて興じていたものがそのまま打楽器になったという話です。素手で叩いて演奏する打楽器で、胴を叩いた甲高い音と胴の横に設けられた穴を叩いた「ボワン」というなんとも言えない低音を組み合わせて演奏する不思議な楽器です。そして比較的音量が小さいので、住宅での練習も可能!ぜひこのおうち時間に始めてみてはいかがでしょうか。
ちなみに同じウドゥドラムで、こんな形のものもあります。
ウドゥドラム LP ( ラテンパーカッション ) / LP1400-UG
これぞまさにTop ofクセ強!前のウドゥドラムと奏法は一緒です。穴が増え、より音色のバリエーションが豊富になっています、
3 ハンドパン SELA CAJON ( セラカホン ) / SE 201
ハンドパンとは手で叩くスティールパンです。2001年にスイス人によって開発された新しい打楽器。「ポーン」といった独特の神秘的な音を奏でます。深海にいるイメージも浮かびますね。あなたを不思議な世界へ誘います・・・音程感のある楽器のため、難易度は高めです。筆者はハンドパンで路上ライブしている人を見かけたことがあります。見事な手さばきに見入ってしまいました。
以下動画はハンドパン奏者・峯モトタカオさんによる解説動画です。
4 スプリングドラム REMO ( レモ ) / SP-0410-1A スプリングドラム
「ピシャアアン」「ゴロゴロ」というような、振るだけで雷や嵐のような不思議な音がするスプリングドラム。摩訶不思議なサウンドだけではなく、カラーバリエーションも豊富で音と目で楽しむこと事ができます。吹奏楽曲の特殊効果音として使われることが多い楽器です。お子さんが喜びそうですね。
5 クリケット LP ( ラテンパーカッション ) / LP634
こちらはこおろぎコオロギの鳴き声を再現したパーカッション。クラベスのような、コロコロとした聴き心地の良い音色を奏でます。持ち手の部分を握り楽器を傾け、スチールボール3つをメタルバーに当てて音を出します。ジャズ、フュージョンなどバラエティに富んだレコーティングで使用されているそう。
以下の動画のように付け根の部分をもって演奏も可能です。03:40から使われています。カホンを叩きながらリズムのアクセントとしてもおすすめ。
いかがでしたか?打楽器は数えきれないほど種類が豊富です。他にもサウンドハウスでは様々なパーカッションを取り扱っています。ぜひこの機会に購入されてみてはいかがでしょうか。