
こんにちは!
作曲家のKaoruです!
ギタリストに必須アイテムである「エフェクター」。
その中でも特に需要が高い「歪み系」のエフェクターについてお話していきたいと思います。
これまでプロ・アマ問わず多くのエフェクターボードを見てきましたが、ほとんどの方が使用しています。
そんなこともあり、各社さまざまな製品を展開していますが【種類が多すぎてどれを選べばいいのか分からない】
という方がとても多いです。
一言に歪み系と言っても
- オーバードライブ
- ディストーション
- ファズ
が代表的に上げられますが、確かに初心者からしたらこんがらがってしまいますよね、、。
そこで、これまでの経験をもとにオススメの製品を紹介していきます。
(※個人的な意見も交えていますので参考程度にしてくださいね!!)
これは、僕が一番好きなディストーションペダルです。
「ラット」と読みます。
東京事変の丸の内サディスティックの歌詞にも登場していますね!
80年代の世界的なロックブームの時に伝説的ギタリストであるジェフ・べックが愛用したことによって世界的に知られました。
ディストーションサウンドならではの存在感とギター本来のサウンドを引き出してくれるポテンシャルがあります。
コントロールパネルはディストーション、フィルター、ボリュームのシンプル構成なので初心者でも直感的に操作できると思います。
僕が個人的に気に入ってるポイントとしては、INPUT/OUTPUT/9V電源のケーブル類が上部にまとめられる点。
10,000円以下で購入できるのも嬉しいですね!
煌びやかなパープルのボディがとてもカッコいいディストーションペダル。
かなり歪ませても、音が潰れることが無くピッキングのニュアンスを正確に発音してくれます。
チョーキングやビブラートなどの動きのある奏法やガシガシと刻むパワーコードにもピッタリ。
ピッキングの強弱によってクランチサウンドからモダンハイゲインまでコントロール可能。
個人的には、レスポールなどのハムバッカーと相性が良い印象です。
ペダルの中では比較的高価ではありますが、汎用性の高さからしたら妥当だと思います。
人気オーバードライブである「SD-1」を、特別にカスタマイズしたオーバードライブペダル。
こだわり抜かれて選ばれた高品質なパーツとBOSSの高い技術力が詰め込まれています。
アナログ回路を採用したメイドインジャパンならではの丁寧な設計。
コード演奏の際、各弦の粒立ちを正確に表現してくれるので弾いていてとても気持ちが良いです。
また、このSD-1の特徴としてスタンダードとカスタムの2種類のキャラクターを切り替えできるモードスイッチを新規搭載した点。これらの切り替えによって自分に合った使い方を見つけるのも楽しみの1つでしょう!
そして、僕のお気に入りポイントとしてはBOSSの伝統的なフットスイッチです!
踏み間違えることがないし、裸足で踏んでも痛くないので練習がはかどります!
Ibanez ( アイバニーズ ) / NTS NU TUBESCREAMER

Ibanez Tube ScreamerとKORG Nutubeとのコラボレーションで生まれた、新しいオーバードライブペダル。フロントパネルから見えるNutubeがとてもカッコいいですね!
Nutubeならではの真空管サウンドは、とても温かみのあるサウンド。真空管特有のナチュラルなコンプレッション感、上品でマイルドなオーバードライブ。
そして繊細なピッキングニュアンスを正確にとらえることを可能にしたワイドなダイナミックレンジを実現しています。Nutubeは従来の真空管のデメリットであった「寿命」を克服しており、長時間の使用にも安心です。
ELECTRO-HARMONIX ( エレクトロハーモニックス ) / Big Muff Pi Original
まるでお弁当箱のようなファズペダル。
定番的な存在でジミ・ヘンドリックスやサンタナなどの世界的ミュージシャンが愛用してきました。
毎年さまざまなエフェクターが誕生する中でもロングヒットを飛ばしている名機。
バリバリのファズサウンドからモダンで上品なサウンドまで幅広く対応できます。
他のエフェクターに比べてかなりサイズが大きいので踏み間違えなどはないと思いますが、エフェクターボードをかなり圧迫するので多少好みが別れるかなぁと思います。
しかし、【弾いていて楽しいエフェクター】なので是非試していただきたい!
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / FFM1 Fuzz Face Mini Silicon
円状の小ぶりなボディのファズペダル。
このペダルもかなり歴史があり70年代に誕生して以降、不動の人気を誇っています。
JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / FFM2 Fuzz Face Mini Germanium
こちらは現代では目にすることが減った「ゲルマニウムトランジスタ」を採用したファズペダル。
ゲルマニウムならではの芯のあるサウンドは唯一無二です!
しかし、1つ注意点があります!
それは、温度変化に影響される点。
簡単に説明すると、夏と冬ではサウンドが全く違います!
特に日本には四季があるので音質が変化していきます!
この特徴を楽しめる方であればとても面白いと思いますが、安定性を求めているのであればオススメできません。
まるで生き物のようなこのファズペダルはロマンが詰まっています!
以上、「歪み系エフェクター」であるオーバードライブ・ディストーション・ファズをいくつか紹介してみました。
自分に合った機材と出会って、より音楽を楽しめると良いですね!
是非、参考にしてみてください!!
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