こんにちは。sukuta takafumi(@sukutakafumi)です。
Twitter: https://twitter.com/sukutakafumi
本日は、BOSS / BD-2 (ボスのブルースドライバー) の紹介をいたします。

まずは動画を作成しましたので、視聴してみてください。
これも以前紹介させていただいた、ボスのSD-1(スーパーオーバードライヴ)と同じぐらい重宝するエフェクターです。
BD-2はブルースドライバーという名前なので、もしかしたら初心者の方などはブルース専用のエフェクターなのかと思ってしまうかもしれませんが、そんなことは全くないです。
ポップスでコードをかき鳴らしてもカッコよく決まりますし、ロックなカッティングをしてもかなりカッコよくなります。。
○ BOSS BD-2(ブルースドライバー)の特徴
・歪みの質感は、サステインが短く粒も粗い
・人によっては、音が硬いと感じる
・名前の通り、ブルースには間違いなくハマる
BD-2(ブルースドライバー)は、個人的には昔のフェンダーアンプのボリュームを上げて歪ませたような印象です。
昔のフェンダーアンプのボリュームを上げるとチリッとした感じになるというか、ジャッーっていう音が出るイメージです。それに近いです。
なのでサステインも短いし、どことなく古い感じの音がします。そこが逆にバッキングをしたり、カッティングしたりコードをかき鳴らすのに向いているのかもしれません。
プレゼンスというかトレブルも割と出てくるので、セッティング次第でクリーンブーストも出来ますし、アンプの歪みをブーストするのにも最適です。
このプレゼンス感が逆に音が硬い印象になり、人によっては弾きにくいと感じることもあると思いますが、筆者は特に感じないです。
当たり前ですが、ROLAND / JC-120 (ジャズコーラス)に繋いでも相性はいいです。
○ BOSS SD-1(スーパーオーバードライヴ)との違い
SD-1(スーパーオーバードライヴ)は一般的な特徴もそれほどない真空管アンプを自然にボリューム上げたら得られるような歪みです。
BD-2(ブルースドライバー)と比べると、音は大分マイルドで、単体でリードを弾いても良い感じにまとまってくれます。
逆に言えば、暴れるような音はしないので、BD-2(ブルースドライバー)ほどロックな音ではなく、ちょっとスマートな印象です。
なのでコードをかき鳴らしたり、暴れたロックをやるならBD-2(ブルースドライバー)、少し抑えめの音楽をやるならSD-1(スーパーオーバードライヴ)だと思います。
ちなみにSD-1はクリーンブースター的に使うことはあまりないです。
というのもBD-2(ブルースドライバー)のようにプレゼンスが出てくれるものではないので、単体ではアンプライクなサウンドメイクをするのが難しいからです。
クセがなく単純に良いオーバードライヴです。
こちらも、ROLAND / JC-120(ジャズコーラス)に繋いでも相性はいいです。
○ 筆者総評
やる音楽は選ぶので、実際に自分自身が演奏する音楽にあっているかを判断する必要がありますが、間違いなくいろんな場面で活躍します。初心者のエントリーモデルとしても良いですが、エントリーモデルならSD-1(スーパーオーバードライヴ)を推奨します。
SD-1(スーパーオーバードライヴ)の方が、個性がないためいろんなスタイルに対応出来るからです。BD-2(ブルースドライバー)は、クセがある方のエフェクターだと思いますが、ハマると最高です。
初心者だけでなく、中級者も上級者も使えます。ピッキングニュアンスも十分出ますし、ギター本体のボリュームのコントロールも面白いです。
色々機材を買って悩んでいる人にこそ使ってみてほしいものです。有名な曲や、自分の好きな曲の音が実はBOSSだったなんてことよくあります。
▼レビュー動画では以下の機材を使用してます。
ギター:
Kanji Guitar ストラトキャスター(https://twitter.com/KanjiKawabata)
エフェクター:
BOSS / BD-2
Line6 / Helixlt
Helixはフェンダーのアンプを設定し、それ以外の空間系のエフェクトはパソコンで設定しています。
皆様もぜひ使ってみてください。もちろんサウンドハウスさんでも購入することが出来ます。
BOSS ( ボス ) / BD-2 Blues Driver オーバードライブ
また私、sukuta takafumiはレビュー動画、記事作成のため機材をお貸しいただけるメーカーさん、個人ビルダーの方問わず募集しております。お気軽にご連絡ください。