ギターとアンプの間につないで、さまざまな音色を作り出すことのできるエフェクター。とにかくたくさんの種類があって、初めて選ぶというプレイヤーの皆さんにとってはどこから手を付ければよいかわからない!となってしまうこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、私なりのエフェクターの選び方を紹介します。
皆さんのより良いエフェクターライフの一助となれば幸いです。ぜひ最後までお付き合いください!
まずエフェクターといっても本当にいろいろな種類がありますよね。初心者の方ですと、まずこの種類の多さに圧倒されてどうすればよいかわからない……と感じてしまうこともあるのではないでしょうか。エフェクターの種類やそれぞれの基本的な効果については、サウンドハウスの虎の巻ページにて紹介しておりますので、まずはそちらをご覧いただければと思います!
最初の1台は歪み系!
まず、最初の1台を何にしようか悩むことが多いのではないでしょうか。作りたい音の明確なイメージがあれば話は別かもしれませんが、とりあえず1台エフェクターを持ちたいということであれば歪み系ペダルを手にするのがいいかと思います。
個人的にギターサウンドのキャラクターは、大部分が歪み系に左右されるかと思います。まずは基本のオーバードライブを選んでみて自分がどんなセッティングにした時の音が好きなのかを探っていくと楽しいのではないでしょうか!私も初めて購入したのはオーバードライブペダルでした。つないでみて音が大きく、太くなった瞬間は感動でした。それと同時にほかにもいろいろなエフェクターをつないでみたい、という興味がふつふつと湧き上がってきたものです。歪み系のエフェクターはいくつかの種類をつないで同時に使用することで非常に幅広いサウンドを作り出すことができますので、さまざまな組み合わせを試していくうちに自分だけのサウンドが見つかってきて、どんどんエフェクターへの愛着も深まっていきますよ!
サウンドハウスで販売中の歪みペダルはこちらからチェックできます!
⇒ オーバードライブ/ブースター 一覧
⇒ ディストーション 一覧
初心者プレイヤーへおすすめの具体的な機種については、下記ブログをご参照ください!
⇒ 【2024年最新版】【学生さん必見!】ギター初心者におすすめのエフェクター10選!
続いて空間系!
歪み系に触れてみた後に、続いては空間系ペダルを揃えていくと楽しいかと思います。空間系というと、リバーブ・ディレイの2種類が主なエフェクターと言えるでしょう。
リバーブは音を響かせるエフェクターです。お風呂や大きなホールで音が響いているのをイメージするといいかと思います。あのような感じで音に広がりを生み出してくれるエフェクターです。それに対して、ディレイペダルは「やまびこ」のような効果を生み出します。
歪みを踏んで迫力を持たせたサウンドに空間系エフェクトをかけることで、より存在感のあるかっこいいギターになること間違いなしですよ。リバーブをかけるとちょっとしたミスが目立ちにくくなるので、常にオンにしておくと安心感があって好きです(笑)
先ほどご紹介したブログ記事にもおすすめ機種が掲載されていますのでご参照ください。
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エフェクターボードを作ってみましょう!
ここまでに紹介した歪み系ペダルから、オーバードライブとディストーションを1台ずつ、加えて空間系からリバーブとディレイを1台ずつ揃えれば、十分立派なエフェクターボードを作成することができるかと思います!いろいろなサイズがありますが、好みに合うデザインのものをお選びいただけば問題ないと思いますよ。
ボードを作成するうえで、忘れてはいけないものがいくつかありますのでご紹介しておきます。
- マジックテープ
- パッチケーブル
- パワーサプライ
まずマジックテープですが、これは単純にエフェクターをボードに固定するために必要です。ちょうどいいサイズにカットしてエフェクターに張り付けましょう。
続いてパッチケーブルです。こちらは隣同士に並んだエフェクターを接続するために使用します。パッチケーブルを使用すると、とてもきれいにエフェクターを並べることができますので、必要数をしっかりと確認して揃えるようにしましょう。
パワーサプライを使用すると、同時に複数のエフェクターを駆動させることができます!いろいろな種類がありますが、電流容量や駆動電圧(9V、12V、18V)、極性(センターマイナス、センタープラス)の確認をしつつ選んでいきましょう。特に9V駆動のエフェクターに対して、18Vで電源を供給すると故障につながる場合もあります。絶対に確認してから接続するようにしてください!
以上、ギターエフェクターの選び方とエフェクターボードの作り方を簡単にご紹介してきました。エフェクター選びに正解はないかと思いますので、自由にいろいろなモデルを見ていくのも楽しいですよ!今回のブログが皆さんの楽しいエフェクターライフの一助になれば幸いです。