この前、といっても1か月ほど前になりますが、紅葉を観るために榛名山に行ったんですよ。ちょうどよいタイミングに行けたこともあり、まだ緑の葉から真っ赤に染まった葉まで、樹種や場所によって様々な表情を見ることができました。峠を上っているときの道沿いもきれいでしたが、夜空を背景にライトアップされた紅葉もいい感じでした。夜桜もそうですが、夜空を背景にするとまた見え方が変わりますね。


ってなわけで榛名湖と夜の紅葉をおすそ分け。
ちなみに筆者が榛名湖に訪れた翌日、車が榛名湖に沈んでニュースになってました。
筆者の近況はさておき、今回もギターの話をしていこうと思います。
良くある話ではありますが、内容とイメージが一致しない…なんてことは世の中ザラでして。めちゃめちゃ辛そうなのに食べてみたらそうでもなかったとか、現行車種に見えてもう20年落ち!?とか。初代プリウスって28年落ちですからね。とまぁ、筆者のギターでもそんな感じのことが起きています。

カッコいいでしょ。「Gibson SG Standard ’61 Maestro Vibrola」です。これは1961年のSGをベースに復刻されたモデル。しかし詳しい方ならご存じのことと思いますが、じつは名前と仕様にミスマッチがあり違和感がすごいモデルです。最たるポイントが 過去の筆者のブログ でもちょっとだけ触れましたが、「1961年にマエストロヴァイブローラは存在していない!!」ということ。存在しない過去を復刻してしまっているんですよね。実際のこの時期はサイドウェイヴァイブローラですから、見た目も大きく違います。というわけでちょっとだけパーツに手を加えて統一感ある仕様に変えよう、そんな考えで今回のブログを執筆しています。
交換する際にはマエストロヴァイブローラに合わせた基準でパーツを選びました。62年後期以降、きちんとアームユニットが切り替わった時期の仕様を目指すイメージですね。
細かいところを挙げると色々で出てきてしまうのですが、手軽に交換できるパーツで違和感を生んでいるパーツはどこかというと
- ブリッジ(含ポスト)
- ナット
- ペグ
- ロッドカバー
あたりでしょうか。ノブやピックガード、エスカッションといったパーツを含めた全体の雰囲気は悪くないので、いくつかの変更でグッと違和感を消せそうです。
今回交換するのは、このうちナット、ロッドカバーです。何故ブリッジとペグを交換しないのかというと、純粋にナットづくりで体力を持っていかれたからです。デルリン全ッ然削れないんですもん!!びっくりですよ。
ちなみに ナットはこれ を使いました。
ロッドカバーはこれ が近いかなと思います。
交換するとこんな感じ。

ナットの透明感がすごい。ロッドカバーも文字が入ると締まります。余計ペグの表止めナットが気になるようにもなりましたが…。
次はもうブリッジとさらっと交換するだけなので、終わったら続き書きますね。
それでは!






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