問題!
吹奏楽部の皆さん、突然ですがこれらの音楽用語の意味はわかりますか??
「sf fp accelerando marcato」
音楽用語は楽器を演奏するうえで必要な楽典の知識の1つです。
今回はそんな音楽用語を勉強しよう!というテーマです。
音楽用語を理解することで曲の理解度が増し、より良い演奏になること間違いなしです。
では早速いきましょう(*’▽’)
― そもそも音楽用語とは? ―
楽譜に記載されている、音の強弱や速度、表現方法を表す用語のこと。
基本的には音楽に用いられる用語は、主としてイタリア語が用いられます。
音楽用語は大きく分けると下記↓のような感じです。
- 音の強弱に関する用語
- 速度に関する用語
- 用語や記号に付け加える用語
- 奏法を指示する用語
- 発想用語
項目が多くて覚えるのが大変そうに感じると思いますが、吹奏楽曲で使われる音楽用語は限られています。今回は項目ごとに、これだけは知っておくべき!という音楽用語を選びました(^^♪解説もしていきますのでご安心を。
1. 音の強弱に関する用語
知っておくべき用語
①【pp、p、mp、mf、f、ff】
②【crescendo、decrescendo】
この項目は一番馴染みがあるのではないですか?
①【pp、p、mp、mf、f、ff】
意味【極めて弱く、弱く、やや弱く、やや大きく、大きく、極めて大きく】です。
『ややってなんやねん!』と感じると思うのですが、まあそれはあくまでも目安として考えてもらえれば。音量バランスを3段階(強弱)で分けて考えるとわかりやすいかもしれません。また吹奏楽は音量バランスが大事です。自分ひとりの音量で考えるのではなく、周りの音量バランスも考え曲を演奏してみてください。例えばメロディーを演奏する楽器がハーモニー楽器に音量が負けてしまったらバランスが悪くなってしまいますよね。
②【crescendo、decrescendo】
意味は【だんだん強く、だんだん弱く】
記号で書かれることもありますが、このように【cresc.、decresc.】と用語を省略して書かれることもあるので覚えておきましょう。
2.速度に関する用語
①【Allegro、Moderato、Andante、Lento】
意味【速く、中ぐらいの速さで、ゆるやかに、遅く】
この用語は曲の速さを意味するので楽譜の一番初めに書かれる、また楽章が変わった時に書かれることが多いですね。
②【ritardando、accelerando、a tempo】
意味【だんだん遅く、だんだん早く、元の速さで】
これらは速度の変化に関する用語です。今まで演奏していたテンポとは違う速さになるため、特に注意が必要です。合奏中は指揮をよく見てテンポを合わせましょう。
ちなみに同じ速度記号で♩=●や♪=●(●には数字が入る)がありますが、これはメトロノーム記号。♩や♪の音符が1分間にいくつ打たれるかを表します。
例:♩=60
1分間に四分音符が60回鳴るという意味です。1分間に60回ということは、1秒につき1回。ちょうど四分音符の拍が1秒になります。メトロノームも60に合わせてください。
また速度標語は速さの目安があるのですが、速度の感じ方は時代によって変化があるので、とくにここでは紹介しません。指揮する先生に確認してみてください。
3.用語や記号に付け加える語
【assai、piu、poco】
意味【極めて、さらに、少し】
この項目は付け加える語なので元の用語や記号の意味を理解している状態でやっと意味が繋がる用語です。例えば、【Lento assai】は2、速度に関する用語で出てきたLentoに付け加えることにより【極めて遅く】という意味になります。ちなみに私は【poco a poco】が好きです。意味は【少しずつ】。読み方は「ポコ ア ポコ」。かわいいですよね笑
用語の読み方については今回のブログでは紹介しませんがイタリア語なのでチィとかジュ、ヴォとか読みにくいです。
前半はまずここまで。ここで紹介した音楽用語はほんの一握りです。
今回のブログで音楽用語に興味をもっていただけたらどんどん自主的に勉強してみてください。
後半のブログも公開予定なので、そちらも併せてお読みいただけますと幸いです~~(^^♪
最後に
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