HDMIケーブル
CANARE ( カナレ ) / HDM05AE HDMIケーブル 5m
HDMIとはHigh-Definition Multimedia Interface(高精細度マルチメディアインターフェイス)の略称で、デジタル家電やAV機器間で高品位な映像や音声をやり取りするため、2002年に半導体メーカーや家電メーカーが中心となって策定したインターフェイスの規格です。HDMIの特徴は、音声と映像が1本のケーブルで伝送できることです。
HDMIケーブルを選ぶポイント
解像度の比較
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CLD55BW2 4K多機能タッチスクリーン
解像度は数値が高いほど細かな部分まで美しく見え、緻密な表現ができる映像や画像に。
伝送速度の比較
HDMI2.0では18 Gbps だった帯域幅が、HDMI 2.1の帯域幅では48 Gbpsと飛躍的に向上し、HDMI 2.1ではHDMIケーブルも48 Gbpsに対応したものが必要。一度に多くのデータを伝送できると高画質な映像もスムーズに見ることができます。
バージョン
HDMIにはバージョンがあり、 ウルトラハイスピード、プレミアムハイスピード、ハイスピード、スタンダードの4種類。その主な特長は以下です。
HDMI 1.2
スタンダードは通信速度4.95 Gbpsに対応し、フルHDの映像の転送が可能。最近の高解像度なデータや転送量の多いコンテンツを再生するにはスペックが足りない可能性がある。
HDMI 1.4
フルHD対応、フレームレートの低い4K映像にも対応、最大伝送帯域10.2 Gbps。3D映像や4Kに対応し、イーサネットに対応しているため、LANケーブルを使わなくてもこのケーブルだけでインターネット接続が可能。
HDMI 2.0
HDMI 2.1
ウルトラハイスピードは高解像度で鮮やかな8K映像に対応可能。高解像度、最大伝送帯域48 Gbps。最新のHDMI規格(HDMI 2.1)が採用されている製品(ゲーム機、モニター)は、ウルトラハイスピードHDMIケーブルを併用することで、きめ細かく滑らかな映像を楽しめる。
※HDMIケーブルは、バージョンが違っていてもコネクタの形状は同じなので機器への接続自体は可能です。ただし、機能や性能は低いバージョンに制限されてしまいます。 古いバージョンのHDMIケーブルを最新の機器に接続した場合、機器の性能を活かすことができない可能性があります。
HDMIケーブルの種類 | 最大伝送帯域 | 解像度 |
---|---|---|
ウルトラハイスピード (HDMI 2.1) | 48 Gbps | 8k/60Hz |
プレミアムハイスピード (HDMI 2.0) | 18 Gbps | 8K/30Hz |
ハイスピード (HDMI 1.3~1.4) | 10.2 Gbps | 3D対応(1.4) 4K/30Hz対応(1.4) |
スタンダード (HDMI 1.2以前) | 4.95 Gbps | 1080i(1920×1080) 720p(1280×720) |
コネクター
HDMIには5種類のコネクタが制定されており、一般的に使われているのはHDMIコネクタ、ミニHDMIコネクタ、マイクロHDMIコネクタの3種類。ここでは各種コネクタの形状と特長をご紹介します。
タイプA
標準サイズのもので、最も多く使われているHDMIコネクター。テレビやBDレコーダー、ゲーム機、パソコン、プロジェクターなど多くの機器で使われています。
タイプC
HDMI-miniと呼ばれるもので、デジタルビデオカメラなどに主に採用されているやや小型の端子です。
タイプD
HDMI-microと呼ばれるものでタイプCよりさらに小振りなもの。スマホなどで採用されていることがあります。
*コネクター画像, CC BY-SA 3.0 (Wikipediaより一部抜粋)
※ご注意 HDMIケーブル以外にも、USBケーブル、ミニUSBケーブル、マイクロUSBケーブルなど様々な形状の端子がありますので、購入時、使用時には要確認!