危険な暑さが続き熱中症などが心配される中、日本各地では夏の暑さよりも熱いイベントが開催され、盛り上がっています。イベントと言えば音楽機材。音楽機材と言えば運搬が大変。運搬が大変と言えば、重い機材を楽々運べるキャリーカートと半ば強引に結び付けてしまいましたが(笑)・・・今回は、サウンドハウスが扱うキャリーカートの人気ブランド、MAGNA CARTについて紹介します。
MAGNA CART
MAGNA CART(マグナカート)は1997年にUSAに設立されたキャリーカートのブランドです。2005年に発売されたコンパクトで軽量なデザインのモデル「MCX」「MCI」がベストセラーとなり、2008年に第二世代のハンドトラック「MC2」や「MCK」、2010年には四輪タイプの折りたたみ可能な台車「FF」を導入。コンパクトな軽量設計とキャリーカートの常識を覆す頑強な作りは、重たい荷物を運ぶ際にも抜群の安定性を誇り、何より可搬性に優れています。
世界的にも人気が高いMAGNA CARTのキャリーカートは、自宅やオフィスでの書類や段ボールの運搬のみならず、楽器や機材の運搬にも使用できます。
今回は、そのMAGNA CARTのキャリーカートの中でも2008年に販売開始された「MCK」と「MC2」の2つの機種をピックアップして紹介します。
MCKとMC2
「MCK」は、キャリーカート・ハンドトラックとして大人気のモデルです。耐荷重量は68kgで、エフェクター、アンプなどの機材やクーラーボックスなども運ぶことができます。また、2段階の高さ調節が可能です。
一方「MC2」は耐荷重量が90kgのマグナカートです。「MCK」よりもホイールが大きくより安定して重いものを運ぶことができます。
ここではこの2つのキャリーカートの大きさを比較して紹介します。
最大まで展開した高さは、どちらもおよそ100cmです。なお、MCKは2段階の調節が可能で、100cmと85cmの高さで使い分けることができます。また、折り畳み時はMCKが65cmでMC2は70cmとなっています。MCKの方がよりコンパクトに保管することが可能です。
台座の大きさはMCKが39×27cmで耐荷重量68kg、MC2が48×27cmで耐荷重量90kgとなっています。
MCK
MC2
この横幅の違いの分、折りたたんだ時には、若干MC2が大きくなります。
ホイールの大きさは、MCKが13cmでMC2は18cmです。ホイールが小さいと小回りが利きやすく、ホイールが大きいとより安定して運ぶことができます。どちらもホイールは内側に格納できます。
MCKとMC2、どちらもコンパクトに折りたたむことができ、薄くて軽量なうえスタイリッシュで扱いやすいキャリーカートです。
特にMC2は耐荷重量が90kgとなっているので、MCKよりも重い荷物を運ぶことができます。
「何をのせるか」を考えてキャリーカートを選ぶと、より重いものをのせることができるMC2が選択肢に入ると思います。また、「運搬時の利便性」を考えると、より小回りが利きやすいMCKが選択肢に上がってくると思います。このようにキャリーカートを使用する際に、どの部分を大切にするかというところを考えてキャリーカートを選ぶことが、より理想に近いキャリーカートを見つける近道になります。
今回はMCKとMC2を中心に紹介しました。サウンドハウスでは、MAGNA CART以外のキャリーカートも取り扱っています。例として2つ簡単に紹介します。
PLAYTECH(旧ZENN)のコロすけくん デラックス 簡易キャリーカートは、MAGNA CARTと同じようにコンパクトに畳むことができるキャリーカートです。MAGNA CARTのように重たいものを多く積むわけではないけど、大きい荷物を運びたい、という方におすすめです。
PLAYTECH(旧ZENN)/ コロすけくん デラックス 簡易キャリーカート
CLASSIC PROのCUC200は耐荷重量が100kgのキャリーカートです。MAGNA CARTのような形のキャリーカートを求めつつ、さらに重たい荷物を運びたいという方におすすめです。
この他にもサウンドハウスでは多くのキャリーカートを取り扱っているので、ぜひチェックしてみてください。
なお、MAGNA CARTの情報をより詳しく表にしたものもあります。ぜひチェックしてみてください。