こんにちは。Hammond Organインストバンド「BANANA NEEDLE」のベース、三重野 BANANA 徹朗です。
今回はみんな大好き「ワーミー」をオススメしていきたいと思います。
DIGITECH ( デジテック ) / WHAMMY5 ワーミーペダル
ピッチベンドできるエフェクターの代表格。
スイッチをONにして、ペダルを踏み込むと経過音を含みながらピッチの上げ下げが可能なため、オクターバーやハーモニストなどといったペダルとは、一味違う効果を得られます。
上昇する時や下降する時の経過音がとにかくユニークで、一度踏むと癖になること間違いなし!
DIGITECH ( デジテック ) / BASS WHAMMY
ベース用のワーミーも出ていて、僕も使っています。
ワーミーはヒト踏みでわかるくらい特徴的な音なので、ライブで使うと「あっ、ワーミー使ってるんですか?いいっすね!」って言ってもらえたり。
やっぱり共感をいただいたり、褒められたりすると嬉しくなって沢山踏んでしまいますよね。
うんうん。
ワーミーはオクターブを上げる!下げる!エフェクターというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、最近のワーミーにはモードが沢山あります。
「HARMONY」モードを使うと、原音+指定した度数の音域をペダルで上げ下げする設定が可能です。
↓4th↑3rdを選んでおけば、ペダルを下げ切った状態だと原音と4度。ペダルを踏み込む原音と3度上のMIX音が出力されます。
コード楽器がいなくなるバッキングとかで使うととても便利ですね。
ClassicとChordの設定も可能です。
応答速度はClassicの方が早いみたいなので、コードをあまり使わないベーシストさんはClassicでグイグイ攻めるとカッコいいと思います。
DETUNEモードもありますが、ピッチを不安定にするので乱用するとチューニングがずれてると思われるのでご注意ください。
ペダル付きワーミーも大好きなのですが、少し筐体が大きいので……
僕のメインボードに入っているのはこちらのRicochet
DIGITECH ( デジテック ) / Whammy Ricochet
ペダルがないバージョンのワーミーです。
ペダルがないのでどうやって使うの?って思われるかもしれませんが、スイッチを踏むと音程が上がったり、下がったり。
足を離すと元に戻ったり、もう1回踏んだら元に戻ったりといった設定が可能です。
ラッチ、アンラッチ(ペダルを踏んでいる間だけOn)の設定が可能です。
Ricochetワーミーはとにかく小さい筐体で、ワーミーサウンドを気軽に楽しめるのが良いところ!
ペダルボードを圧迫しない!
OFFにすると確実に原音に戻ってくれるところも良いところです。
ペダルありワーミーは、ペダルを確実に元の場所に戻さないとピッチがアヤフヤな状態が続きます。
以前ペダルの下にカールコードが入ってしまい、ペダルが戻らなくなって悪戦苦闘した思い出があります。
アンラッチに設定しておくとOn / Offの切り替えもないので、踏んだら即ワーミーな部分も気に入ってます。
そんなRicochetですが、機能の特性上、自分の好きなピッチで止められないという点があります。
スイッチを踏むと、目標に向かって真っ直ぐにピッチを変えてくれるマッスグなやつ。
それゆえに、うぃーん!うぃぃーん!!うぃぃぃーーーん!!!!!(わかりにくい)
みたいに鳴らすのは慣れが必要です。
あとは、ピッチの可変のスピードをツマミを回さないと変更できないので、ここはゆっくり上げて……いきなり早く上げる!!!といった具合に演奏中に咄嗟に変えることがなかなか難しいです。
そんな部分を鑑みてもRicochetは使いやすいと思うので、ぜひ試してみてくださいね。
もちろんDIGITECH以外のメーカーからもベンド系エフェクターは沢山出てます。
MOOER ( ムーアー ) / Pitch Step
小型ながらペダル型なので、ベンドスピードの調整が可能な1台。
ベンド系のエフェクターの中では比較的安価なのも嬉しいところ。
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / BRAINWAVES PITCH SHIFTER
TonePrint機能(一流アーティストのトーンを直接移植可能)が付いたTC ELECTRONIC。
デザインもカワイイですよね。
感圧型エクスプレッションペダルを搭載してるのをはじめて知りました!
これには興味津々!
Gamechanger Audio ( ゲームチェンジャーオーディオ ) / BIGSBY Pedal
もう見た目からグッときますよね。
アーム奏法を足でできる優れもの!!
試した感覚は、ワーミーに近いサウンドですが、特有のスプリング式フットペダルは踏んでる感覚がとにかく気持ち良かったです。
自分のボードに入ってるとテンション上がること間違いなし!
CopperSound Pedals ( カッパーサウンド・ペダルズ ) / Triplegraph Jack Whiteコラボレーション・モデル
アイディアが湧き出てくる系ペダルです。
モールス信号型のスイッチがとにかくオシャレで良いですよね。
歪ませて使うとメチャメチャ楽しかったです。
ちなみにオクターブ上下を操作するスイッチと、原音のキルスイッチの3つのスイッチが搭載されてます。
ラッチ、アンラッチの設定も可能。
さて、皆様もワーミー、気になり始めました??
僕もベンド系のエフェクターはここ数年で使い始めたのですが、しっかりトリコになっております。
1畳くらいあるエフェクターボードが使えたら、紹介したエフェクターを全部入れちゃうのですが(笑)
皆さんもエフェクターボードのサイズと相談しながらピッチシフトしてみてくださいね。
それではまたー

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