毎日がせわしくなってきた。年末が近づいてきたことを、ひしひしと感じる。週末も返上して仕事をこなしながら、昨日は女川にいて、ふと気が付くと、今は種子島にいる。でも、今日の夜は徳島に行かねば、と夜中に目覚めて思いつき、準備を始めたところだ。早起きは三文の徳というが、さすがに今日のように3時におきてしまうと、個人的には大3時、としか言いようがない。疲れが取れなくなるのを承知で、「おっと、まだ、Weeklyのメッセージを書いてなかった!」と慌てて、早朝に書いている。
そんなどたばたした日々の流れに輪をかけるように、昨日、家族に事件が起きた。アメリカに留学して一時帰国をしている21歳の次男は、硬直性脊髄炎という難病を抱えているのだが、その彼が結構な下血をした。80年代、アメリカの病院内にオフィスを持っていたこともあり、何となく医療に関しては普通の人よりは詳しいのだろうか、すぐに痔か、大腸がんのいずれかになると考えた。そして痔の確率が9割とみた。
が、彼はプロのゲーマーを目指しており、しかも硬直性脊髄炎のため、運動をあまりすることなく、普段から椅子にずーっと座ってゲームしているときが多い。これが大腸がんを加速させる要因となることがある。また、彼の母方のおばあちゃんも大腸がんにかかっていることから、リスクが余計高くなる。よって確率としてもはや、5分5分ではないかと思いながら、夜、ベッドに入ったと。
ところが布団にくるまって寝ようとした時、ふと。。。脊髄炎との関連が気になってしまった。どこかで大腸がんとの合併症かなんかあったような気が。。。なんて思って寝たら、朝の3時におきてしまった。大3痔!しかしながら図星までとはいかないが、硬直性脊髄炎の合併症に、潰瘍性大腸炎という下血を伴う病気が存在することをつきとめた。9割の確率で、潰瘍性大腸炎という難病にかかっているのだ。
よって、内視鏡を用いて癌か、潰瘍か、痔かを調べるのだが、まず、潰瘍性大腸炎であるように思う。その場合、今後は薬物治療によって日々、薬を飲みながら、治療をすることになる。次男は硬直性脊髄炎を発症した後、腰に痛みを伴うため、毎日ロキソニンを服用している。それに加えて大腸炎の治療をするために、複数の薬を飲まなければいけなくなる。これもまた、若者にとっては大変な負担だが、いたしかたない。生きているだけでも、感謝することができれば、未来は開かれてくるはずだ。
人は生き物。いつ生まれ、いつ死ぬかは、すべて神の御手にある。だからこそ、生きている間は精一杯、楽しく、日々、おいしいものを食べて、感謝しながら過ごしたいものだ。そのような素朴な思いを邪魔するのが、病魔と、どん欲と思う。どちらも大敵であり、人々の生活から幸せな思いを奪う力をもっている。それに打ち勝つためには、信仰と知恵、知識が不可欠。そんなことを考えるから、夜中に目覚めてしまい、自分自身も体調を崩すきっかけになる。
いきつくところ、ぐっすり5-6時間、毎日寝ることができたなら、なんと幸せかと思うこの頃である。年末の慌ただしい中、ポンコツになる前に再びエンジンをかけて、動きまわっているのだが、昨日、種子島に到着するも、息子のアクシデントだけでなく、自分の体の節々も痛くなってきたことから、急遽、今日の午後便で大阪伊丹空港行の飛行機にのり、徳島に向かうことにした。幸いにも3日前から種子島発伊丹行の便が新規にスタートしたため、夕方過ぎには徳島に着くことができるのではと、期待している。
徳島には会社があり、いずれにしても年末までには行かねばならなかったので、1日早めて種子島を脱出することに悔いはない。種子島では19時間の滞在となるが、がんばって飛び回れば、やりたかったことをきっと全部、実行できるはず。そんなポジティブな考え方しかもはやできない。今の自分には、ネガティブという考えに浸っている余裕がない。すべて、何とかなる。何事もきっといずれ成功する!そうひたすら思いつつ、年末を迎えることができることに感謝したい。
