昔の人は、1日10km~20km程度は日々、歩いたと言われている。井戸や川に水を汲みに行くため、畑で働くため、山で狩りをするため、そしてこどもたちは学校に行くために、徒歩で山道や畑のあぜ道、野原を歩いたのだ。一見、長い距離のように聞こえるが、10kmの距離でも2時間少々で目的地に辿り着く。こうして人々は自然と足腰を鍛えることができた。
歳をとるごとに痛感することは、健康年齢がいかに大事か、ということだ。ただ単に長生きするだけでなく、自らの意思、力で体を動かし、生活できることが重要なのだ。その健康年齢を一番大きく左右するのが、足腰の力だ。誰しも自分の力で歩き、時には走りながら、人生の日々を快適に過ごしたいと思うでしょう。だからこそ、人は足腰を鍛えなければならない。人間の筋肉は歳をとるとともに収縮して衰え、小さく弱くなる。よって日々、運動しなければあっという間に腰が曲がり、杖をついて歩くことになりかねない。ましてや今日の車社会、誰もが歩かなくなってきている。体が危機的な状況になっていることに間違いはない。
何はともあれ健康第一。ということでサウンドハウスは創業以来、健康管理を重視し、社員に啓発を図ってきた。その一環として、テニスやフットサル、バスケのサークルが生まれ、マラソンを走るグループも当社が段取りをし、費用を払い、食事まで用意しているマラソン大会を侮ってはいけない。
もはや自分が会社の中では一番年長になってしまったが、健康管理の大切さを知らない多くの社員に取り囲まれているが故、このままでは、自分の命が終わるまでに、会社のスタッフの半分が先に亡くなってしまうのだろうと、マジ、そう思わざるを得ない。
今年のPOPラン参加はコロナ禍ということで、会社としてはほぼ壊滅、ハーフの参加は2名に限られてしまった。来年からは全員参加体制を整えていく。そのために、皆が体をケアする必要がある。それがサウンドハウスのあるべき姿であり、それが皆のためになることなのだ。初心貫徹。限界突破。サウンドハウスらしく進めていこう!
