今回はまじめに簡易PAシステムについて比較してみようという、ちょっと気合を入れた企画となっております。頑張って書いたのでぜひ最後まで読んでください!
※音質についても軽く触れていますがあくまで個人的な感想です(笑)
エントリーNo.1
JBL ( ジェービーエル ) / EON208P

< 正面 >

< 背面 >

< 収納 >

< ミキサー部 >

< 一体型 >
EON208Pは一体型の簡易PAです。
この製品は、特に持ち運びやすさ、設置の快適さを重視して設計されています。コンパクトなデザインでスピーカーとミキサーが一体化され、持ち運びが簡単です。ミキサー部の背面には収納スペースも用意されているのでマイクやケーブルなどを収納することで、さらに移動が楽になります。
音質的には、イメージとして丸みを帯びたというか、大きな音を出した時でも耳にキンキンと刺さらない、優しくて聞きやすい音質だと感じました。
イメージ的にはカフェでやるライブイベントくらいのスペース感に合いそうだなと思いました。
個人的にはミキサーのノブが並んでいる感じとかシンプルで好きです。
エントリーNo.2
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PA12/6

< 正面 >

< ミキサー部 >
PA12/6は、とにかく操作がシンプルで簡単で誰でも手軽に使えるところがおすすめです。
マイク/ライン入力が6chもあり、背面にも音源機器入力用の赤白RCA入力があるので、学校行事や、ちょっとしたライブイベントにぴったりですね。
セパレートタイプなので、使用環境やスペースに応じてスピーカーの位置や向きを決めることができるフレキシブルなところがGoodです!
音質は、12インチの木製エンクロージャーという大きなサイズのスピーカーならではの迫力抜群のサウンドです。
マイクやマイクケーブルも付属していて、この価格で「音を出すために必要なものがすべて揃う」のは驚きです。
エントリーNo.3
SAMSON ( サムソン ) / Expedition XP800

< 正面 >

< 背面 >

< 収納 >

< ミキサー部 >

< 一体型 >
XP800は、最大出力400W×2という簡易PAの中ではかなり大きめのアンプ出力が魅力です。
Bluetoothの大きなロゴが目を引くミキサー部はシンプルで使いやすいデザイン。上部に設置されたドングルには専用のワイヤレスUSBマイクを接続可能で、簡単にワイヤレスシステム化が可能なところが高評価です。
⇒ SAMSON / XPD2 HANDHELD ワイヤレスUSBマイク
音質は、丸みのあるEON208Pの音と比べると、イメージは四角いというような感じ(伝わる?w)、クリアで聞き取りやすく、ライブパフォーマンス、会議、イベント、パーティーなどいろいろな場面で便利に使える万能なPAシステムだと感じました。
エントリーNo.4
YAMAHA ( ヤマハ ) / STAGEPAS 600BT

< 正面 >

< 背面 >

< 収納 >

< ミキサー >
STAGEPAS 600BTはYAMAHAの超定番簡易PAです。
ch数も十分、EQも3バンド、エフェクトあり、ハウリング防止ありと痒いところに気配りが届いている点はさすが。
音質のイメージは正多角形(だから伝わる?w)EON208Pほど丸くなく、XP800ほどキリっと感もなくちょうどその中間くらいだと感じました。
今回ご紹介している商品の中では最も音量・音圧があると感じているので、屋外でのイベントなどの時にもおすすめできるなと感じます。実際、ショッピングモールの催事場だったり、野外のイベントでも、よく見かけることがあります。
エントリーNo.5
BEHRINGER ( ベリンガー ) / EPS500MP3

< 正面 >

< 背面 >

< 収納 >

< ミキサー >
信号のようなLEDメーターがかわいいEPS500MP3の便利ポイントは、MP3プレイヤーが搭載されていること。USBメモリーに音源を保存し、それを直接接続することでBGM再生が可能です。
例えば幼稚園・保育園などでのかけっこやお遊戯などの曲をあらかじめUSBに保存しておくことで簡単に次のプログラムの再生へと移れます。
またVOPボタンを搭載していて、このボタンをオンにすると、音源の再生中、CH1-4に信号が入った際に、自動でステレオチャンネルのボリュームを下げてくれます。これをオンにしているだけでMCのタイミングでBGMを下げる手間が減り、PAオペレーター目線で非常に便利です。
音質的には、イメージ正六角形くらいかと思います。(もう伝わって?w)XP800とSTAGEPAS600BTの間くらいの音の硬さで、STAGEPASより高音域の抜け感が楽しめるように感じました。
いかがでしたでしょうか。
すごくまじめに比較してみましたが、総括としては
- 推しはEON208P
- コストパフォーマンスならPA12/6
- 音質を求めるならXP800
- 定番ならSTAGEPAS600BT
- そのすべての中間のEPS500MP3
って感じでしょうか。
みなさんが簡易PA商品購入を検討される時に参考になればと思います。
ではまた。(あー疲れた、次回はもうちょっと緩い企画にしよ……)