CLASSIC PRO新製品 コンパクト・パワードミキサー「PM602BT」「PM802BT」をオススメする理由

サウンドハウスPA担当の河西です。
今回は、「あるといいな」をぎっしり詰め込んだパワードミキサー「CLASSIC PRO/PM602BT、PM802BT」をご紹介します。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PM602BT　6ch パワードミキサー

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PM802BT 8ch パワードミキサー

1. フェーダータイプ

コンパクトさ重視のミキサーだと、どうしてもツマミタイプの製品が多いなと感じていて、フェーダータイプにこだわるとch数が多くなって大きくなってしまう……という不満を解消しました！！

2. 1ノブ・コンプレッサー、ローカット、EQ、AUX、FX、PAN、ファンタム電源+48V

モノラル入力ch（画像ch1-4）には、簡単に音作りができるようにコンプレッサー、ローカット、3バンドEQ（ステレオ入力chは2バンド）、コンデンサーマイクも可能なファンタム電源を用意しました。また、ステージモニター用にAUX、内蔵エフェクト用のFX、音場調整のPANといったコンパクトさ重視だと省かれがちなところもしっかり搭載しています。

3. 16種類のエフェクト

各chのFXツマミとPARAMETERツマミ、FXフェーダーを駆使することでシンプルながらも微調整することができるので初心者の方でも安心です。

4. USB/MP3プレーヤー、レコーダー

音楽イベントでBGMを流す時に、何を使いますか？という時にどんなパターンでも対応できるようにしたいということから、こんな形になりました。USBメモリー、SDカード、Bluetooth、さらにPC（要type-A to type-AのUSBケーブル）も接続可能です。

この価格帯だと、「再生」はあっても「録音」もできるという製品は少ないのではないでしょうか。

会議の議事録、イベントの記録、楽器の練習など、あると「録音」ができると嬉しい場面が多々あると思います。

5. 入出力端子が豊富

2トラックのRCA入出力、コントロールルーム出力、AUX出力、FX出力、ステレオリターン入力、バランスXLR出力、スピコンのスピーカー出力とこれでもかという背面になっています。
コンパクトさ重視のミキサーの場合、メイン出力がアンバランスのフォンしかないというパターンがありますが、PM602BT/802BTはバランス出力のため、長距離配線でもノイズの影響を受けにくい信号を送ることができます。

ヘッドホン端子は、スイッチでどの音をモニターするかを聞き分けることができます。
ヘッドホンで、メインフェーダーの影響を受けない音声をモニターしたい場合は、下記のような作戦があります！2トラック出力は、本来レコーダー向けではありますが、メインフェーダーの影響を受けない（chフェーダーの影響は受ける）音声信号を出力できるので、ここを有効活用することで対応可能です。

6. パワーアンプ内蔵！

75W@ 4 Ω×2（RMS）、40W@ 8 Ω×2（RMS）のステレオパワーアンプを搭載しているので、パッシブスピーカーを接続して、コンパクトなPAシステムを構築することができます。

ただ、この出力W数ってどのくらいの音量感なんだろう？という疑問を持たれる方も多いかと思い、iPhoneで比較動画を用意してみましたのでご参考になればと思います。

下記のようにchフェーダー、MAINフェーダーは0位置にし、レベルメーターが0、+6あたりになるように設定を固定して、パッシブスピーカーだけを替えてみました。

17x15mくらいの会議室に2台設置、スピーカーから10m離れたところにiPhoneを置いて動作撮影をしています。

■ PM802BT + CubeMini ミュージック

■ PM802BT + CubeMini アコースティックギター

■ PM802BT + CubeMini5 ミュージック

■ PM802BT + CubeMini5 アコースティックギター

■ PM802BT + CSP6 ミュージック

■ PM802BT + CSP6 アコースティックギター

■ PM802BT + CSP12 ミュージック

■ PM802BT + CSP12 アコースティックギター

iPhoneだけでは心もとないと思って、動画撮影チームにAKGコンデンサーマイクC414XLIIでも収録してもらいました。
こちらも合わせて聞いてもらえればと思います！

あくまでも主観でのご案内とはなりますが、音源をバックにマイクでお話するイベントは基本的にOK、ドラムの音量が大きなロックバンドはちょっと難しいけれど、アコースティック系のバンドならOKという感じの音量感でした。

もし、内蔵パワーアンプでちょっと音量が足りないなと感じたら、XLR出力を使用して、「パワーアンプ+パッシブスピーカー」、または「パワードスピーカー」のシステムにアップしてもらえればと思います。

いかがでしたでしょうか。
シンプルながら、「痒い所に手が届く」、「必要な機能全部載せ」のコンパクト・パワードミキサー、CLASSIC PRO「PM602BT」「PM802BT」。

簡単操作、お手頃価格、多機能でさまざまなシチュエーションに柔軟に対応ができるミキサーをお探しならこちらオススメです！！