今回はPA現場で実際に使用してみて、出演者や関係者の方から評価の高かった機材を紹介します。
1. CLASSIC PRO / CP15II 1. CLASSIC PRO / CP18SII

最初に紹介するのはCLASSIC PROのパッシブスピーカー、CP15IIとCP18SIIです。
こちらは2台を組み合わせて出た音に、以下の評価・感想をいただきました。
- 音のバランスが良い
- 低音が想像以上に気持ちよく出ている
- 素直な音が出る
私も何度かCP15IIとCP18SIIのセットを使用しましたが、機材と時間の限られている現場ではフルレンジのスピーカーとサブウーハーをパラレル接続するだけで音が出るので助かります。しかも出音のバランスに違和感がなく、チューニングに時間を取られることもなかったです。
また、パッシブスピーカーの利点としてパワーアンプと離して設置できるというのがあります。今回は炎天下の野外での使用だったため、パワーアンプはテント内で温度管理を行うことで熱による音が出なくなるなどのトラブルも回避できました。
ちなみにディスタンスロッドは K&Mの21333 を使用しています。
2. CLASSIC PRO / CP12II
次に紹介するのはCP12II、先述したCP15IIの一回り小さいサイズです。
モニタースピーカーと使用し、以下の評価・感想を頂きました。
- 音がクリアで聞き取りやすい
- 筐体が丈夫なので安心してころがしで使える
- メインスピーカーがCP15IIでCP12IIをモニターにすると音質のバランスが合っていて良い
私も使用していて感じたのですが、外音と中音が近い音だったので演者だけでなくPAとしてもサウンドメイクがしやすかったです。
また重量が25kgとやや重めなのですが、簡単に動くこともなくステージ上で安定して設置できるので事故防止にもなっているなと思います。
3. CLASSIC PRO / DJBKIT
最後に紹介するのは組み立て式のDJブース、DJBKIT。
DJさん達から以下の評価・感想をいただきました。
- ある程度の重量があるので安定している
- サイドのメッシュパネルがいい感じに防風してくれる
- コーナーや中板を増やせる拡張性があって良い
このDJブースは開いて天板を載せるだけで完成。組立が楽で脚の調整で水平もとれます。配線用の穴も開いているのでスッキリと見せることができます。
野外でのアナログレコードのプレイでは防風は必須なので、サイドのメッシュパネルがあるだけで針飛びが起きにくくなり安心できます。
まとめ
今回紹介した商品はいずれもCLASSIC PROの製品ですが、共通した評価としては「コストパフォーマンスが高い」という声をいただきました。音質だったり使用感だったり、私も実際に使用してみて高級機種に負けない強みがあると感じました。このブログが商品選びの一助になれば幸いです。