皆さんはフェイザーを使っていますでしょうか?モジュレーション系のエフェクターとして、音作りにおいて重宝されるものの一つとなっているかと思います。今回はそんなフェイザーエフェクターから、今おすすめの3機種をご紹介します!ぜひ最後までご覧ください!
■ フェイザーとは?
効果としては、シュワシュワとしたうねりのあるサウンドを作り出してくれます。これは位相のずれた音を原音にミックスすることで生み出される効果となっています。似た効果を持つエフェクターとしてフランジャーがありますが、「フェイザーが位相のずれを利用する」のに対して、「フランジャーは原音の遅延を利用する」といった違いがあります。
カッティングなどのアップテンポなリズムプレイ、きれいな響きを生むアルペジオ、歪みと合わせてリードプレイでの使用など、意外と幅広いシーンで使用されているエフェクターです。
MXR ( エムエックスアール ) / M101 Phase90 フェイザー
まずは定番中の定番である、MXR M101 Phase90!フェイザーエフェクターと聞いてまずこのオレンジ色が浮かぶという人も多いのではないでしょうか。うねりのスピードを調整するノブのみの設計となっている点が特徴的です。シンプルなデザインながら、どの位置にもってきても常に使えるサウンドが出るよう、絶妙な調整がなされています。グレッグ・オールマンをはじめとした、キーボードプレイヤーにも愛用者が多い1台です。初めてのフェイザーというプレイヤーでも、安心して使用することのできるエフェクターと言えるでしょう!
TC ELECTRONIC ( ティーシーエレクトロニック ) / Helix Phaser
こちらはTC ELECTRONICのフェイザーペダルHelix Phaserです。こちらはM101とは打って変わって4ノブでサウンドメイクできる設計となっています。うねりスピードを調整するSPEEDノブ、エフェクト成分のレゾナンスを調整するFEEDBACKノブ、モジュレーションの深さを調整するDEPTHノブ、エフェクト成分と原音のバランスを調整するMIXノブを搭載。また、キャラクターの異なる2種類のフェイザーサウンドを切り替えることのできるトグルスイッチも搭載しています。加えてTC ELECTRONICのお家芸でもあるTonePrint機能にも対応しています。まさに1台で何度でもおいしいフェイザーと言えるかと思います!ステレオ出力にも対応するため、キーボードにもおすすめです。
ELECTRO-HARMONIX ( エレクトロハーモニックス ) / SMALL STONE
最後にご紹介するのはサイケなデザインが目を引く、ELECTRO-HARMONIXの SMALL STONEです。足元にあると気分が上がりそうですね。1974年に登場した同社のフェイザーの名機「Small Stone」をコンパクトにしたモデルとなっています。スムーズでトラディショナルな、絶妙な揺れのフェイズ・サウンドが魅力の本機。エフェクトのかかり具合を切り替えることのできる、Colorスイッチを搭載しており、数々のプレイヤーたちに愛されてきた、独特のうねりのあるサウンドを得ることができます。RATEの幅が広いのも特徴的で、幅広くサウンドメイクすることができる点もおすすめです。
以上3機種を紹介させていただきました。皆さんのエフェクター選びの一助になれば幸いです。ぜひ商品ページものぞいてみてくださいね!
(2024-04-02公開 2025-01-22更新)