1972年の創業以来、ギター・ベース用エフェクターの定番ブランドとして多くのプレイヤーを支えてきたMXR。今回は数々の名機を生み出してきたMXRの中から特におすすめしたいエフェクターを紹介していきます。
【目次】
- M104 Distortion+
- EVH5150 Overdrive
- M102 Dynacom
- M169 Carbon Copy Analog Delay
- M101 Phase90
- Super Badass Variac Fuzz
- M222 Talk Box
- M134 Stereo Chorus
Distortion+は言わずと知れた名機の一つです。ランディー・ローズが愛用していたことでご存じの方も多いのではないのでしょうか。パワフルかつ深みのある歪みとなっています。軽めの歪みからガッツリの歪みまで幅広いプレイスタイルに対応できるディストーションです。
サウンドハウスのギタリスト・スタッフへのヒアリングでも好評だったのが、こちらのEVH5150 Overdrive。エドワード・ヴァン・ヘイレンとMXRの共同開発により生まれた本機はチューブアンプの質感が好きな方は必見。とても繊細なEQコントロールが可能なほか、ノイズゲートとブースターまでも搭載しているというところが大きな特長。ぜひデモも聴いてみてください。
ギター用コンプレッサーの定番と言えばやはりこちらダイナコンプです。リトル・フィートのロウエル・ジョージも愛用している本機は、俗にいう「パコパコ系」コンプレッサーで、気持ちのいいサスティーンの伸びが得られます。クリーントーンやクランチサウンドでのカッティングやアルペジオのフレーズを弾く際におすすめしたいアイテムです。
こちらも多数のプレイヤーから支持を得ている定番機種、Carbon Copy Analog Delay。アナログテープエコーならではの、温かみのあるサウンドが特長です。また、ディレイでありながらモジュレーションを掛けることもでき、「MODスイッチ」でON、OFFを切り替えられます。
40年以上愛されているフェイザーである「Phase 90」。フェイザーと言えば真っ先にこのモデルを思い浮かべるギタリストも多いのではないでしょうか。 ノブはウネリの速度をコントロールする「SPEED」のみというシンプルな構造に潔さを感じます。クリーントーンはもちろん、ガッツリ歪ませた音色にかけても心地よい揺らぎが得られます。
ギタリストのみならずキーボードプレイーヤーにも愛用者が多く、グレッグ・オールマンが使用していたモデルでもあります。
攻撃的かつビンテージなサウンドを得る際の飛び道具としておススメなのがM236 Super Badass Variac Fuzzです。こちらの機種はジョン・フルシアンテが使用している事でも話題になりました。駆動電圧を5Vから15Vの間で変えられるのが最大の特徴。動画からもお分かりのとおり、電池の弱った状態のようなサウンドからモダンなファズのサウンドまで幅広い音作りに対応できるアイテムです。
こちらは少し変わり種。ホースを口に加えて自在にモジュレートできるトークボックスです。マイクを通じて音を拾い、出力はPAからとなります。新しいインスピレーションを得るのにも最適。ジェフ・ベックさながらのトーキングワウにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
こちらはMXRが誇る70年代からの名機がバージョンアップして復活したモデル。追加されたBass Filterを活用することにより、ギターの低音域にかぶってくるエフェクトを除くことが可能。ステレオ出力に対応しており、広がりのあるサウンド効果を得ることができます。
いかがでしたでしょうか、一つでも気に留まったアイテムがあると嬉しいです!今回紹介できたのはMXR製品の中でも極一部のみでしたが、「M133 Microamp」やベース用の「M80 Bass D.I.」 など紹介しきれなかった名機がまだまだありますので気になった方は商品一覧をぜひのぞいて見てください!