寒い日が続いていますが、皆様元気にお過ごしでしょうか。私は、「エフェクターボードを組みたい」という欲望が数ヵ月に一度やってくる体質でございまして、つい先日この欲望がふつふつと湧いてきたわけです。「今のボードが大きくて重い」やら、「もっとコンパクトにしたい!」等々の理由はありますが、一番の理由はボードを組むのが楽しいからです(笑)
というわけで、早速やっていきましょう。基本的な部分に関しては、こちらのブログを参考にしています。
⇒ 参考ブログ:「サウンドハウススタッフが大きなエフェクターボードを作ってみた」
今回のブログでは配置を決めたところからスタートです。
ボードの下敷きにはホームセンターに売っているプラスチック段ボールを使用しています。
これを使用することで、次に組み換えを行うときに楽なことと、横線がある程度の目印になるというメリットがあり、いつも下敷きに使用しています。

このような配置で組み上げていきます。接続順に関しては以下の通りです。

Input(ジャンクションボックス) → ①チューナー → ②ノイズゲート → MS-3 →
③Focus(Loop1) → ④Ive(Loop2) → ⑤BE-OD(Loop3) → ⑥Dream65 → Output
このようになっています。EV-30とAmpero Switch+はMS-3のコントロール用としてTRSケーブルで接続します。が! 実はAmpero Switch+は MS-3のバンク切り替えに使用することができません。私がそれに気づいて絶望するのはまだ少し先の話です。皆さん、動作確認は”ボードを組む前に”ちゃんとしましょう、、、
DCケーブルを作成する
まずは、DCケーブルの配線を行います。DCプラグは市販のものを使用し、DCケーブルには下記商品を使用しました。
CANARE ( カナレ ) / L-2B2AT BLACK 1m 切り売り
このケーブルは2芯+シールドのため、2本の芯線を使用し、シールド部分はカットしています。
計8本を作成し、配線した状態がこちらです。

なるべくスマートな配線にするために、1本の太いラインを作り、そこから枝分かれしていくようなイメージで作成しました。また、キレイに分岐させるために下記2点を考えました。
- 分岐させる際に上下で交差しないよう、長いケーブルを下に持ってくる。
- 分岐する際にケーブルが交差しないように使用するDCジャックの場所を決める。
パワーサプライには、2の条件で考えた際にベストなジャックをメモしています。
パッチケーブルを作成する
使用したプラグとケーブルはこちらです。
KMMK Solutionsのプラグ、無骨な感じでめっちゃカッコよくないですか?黒ももちろん良いのですが、私はプラグが目立つ方が好みなので、今回シルバーをチョイスしました。
KMMK Solutions ( ケーエムエムケーソリューションズ ) / SP400
KMMK Solutions ( ケーエムエムケーソリューションズ ) / SPS4
パッチケーブルもDCケーブルと同様、長いものから順番に配線していきます。
途中経過その①

途中経過その②


私はこのような形で作成と配線、まとめる作業を同時並行で行います。理由は、数が多くなっていくにつれて配線があふれ、ごちゃごちゃになってしまうためです。しかしながら、音がちゃんと出るかを確認しないままケーブルをまとめることになりますので、完成したときに音が出なくて配線をばらす羽目になる可能性もあることをお忘れなく。(もちろん、作成したケーブルはテスターで導通を確認しています。)
途中経過その③

途中経過その④

全ケーブル作成完了

TRSケーブルを作成する
今回は、MS-3の外部コントロールとして使用しているEV-30とAmpero Switch+を接続するTRSケーブルも作成しました。使用した部材はパッチケーブルと同じKMMK Solutionsのものと、DCケーブル作成で使用したCANARE/L-2B2ATです。
KMMK Solutions ( ケーエムエムケーソリューションズ ) / SPS6-S
CANARE ( カナレ ) / L-2B2AT BLACK 1m 切り売り
DCケーブルを作成したときはシールド線をカットしましたが、TRSケーブルは2芯+シールドの計3本を使用します。TRSのプラグはなかなか小型のものがないため、KMMKのものはありがたいです。通常のモノラルフォンプラグより少し大きくはなりますが、そこまで目立たないため、全体のバランスが取れて良い感じです。
さて、ここで冒頭に少し述べた問題が発覚します。そう、Ampero Switch+はMS-3のバンク切り替えに使用できないのです。ただ、あくまでも使用できないのは”バンク切り替えにのみ”です。それ以外の用途(特定のエフェクターのオン、オフ等)には使用することができました。バンク切り替えで使おうとすると、動画のような現象が起こります。
バンク切り替えできない、、、 pic.twitter.com/QIjInwxvWz
— Sugi@音家 (@TKT_SoundHouse) February 14, 2026
一度スイッチを押すと、ずっとバンクがスクロールしてしまいます。
調べたところ、これはスイッチの極性の問題なようです。MS-3は基本的にノーマリークローズ対応のようですが、Ampero Switch+はノーマリーオープンのフットスイッチのため、このような現象が起こるようです。ノーマリーオープンとノーマリークローズの違いについては下記ブログをご覧ください。とっても分かりやすいです。
⇒ 参考ブログ:「間違えやすい?「フットスイッチの基本機能」について確認しよう。」
MS-3側に極性切り替えのパラメータがあったため切り替えてみましたが、うまく動作しませんでした。
どうしよう。FS-7を入れるスペースはないし、Ampero Switch+の見た目が超好みだし、、、というわけで、ちゃちゃっと改造して使用できるようにしました。ノーマリークローズ、モーメンタリのスイッチを購入し、配線することで無事にバンク切り替えを行うことができるようになりました。
固定して完成!
一波乱ありましたが、マジックテープで固定して完成です!

個人的にかなりきれいに配線をまとめることができたので満足です。
— Sugi@音家 (@TKT_SoundHouse) February 14, 2026
今回は、できるだけコンパクトにしつつ自分の好きな音が出せることと、たくさんの音色に対応できることをコンセプトにしてボードを作成しました。前回よりもコンパクトになったとはいえ持ち運ぶには少し重いですが、、、
とりあえず、エフェクターボードを組みたい欲は満たされたので良しとしましょう!











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