慌ただしい春が過ぎ、軽音楽部やサークルに入られた方や新しい趣味をお探しの方も多いのではないでしょうか。エレキギターやエレアコを演奏する際に必要になるギターアンプ。スピーカーのサイズや真空管搭載の有無によっては同じW数表記でも音量が変わったり、ぴったりな使用環境も変わったりしてくるため、どれを買えばいいのかお悩みの方もいらっしゃると思います。
今回はベストセラーの定番商品から使い勝手の良い変わり種商品まで、さまざまな種類のおすすめ商品をご紹介します。ではさっそく見ていきましょう!
コンボアンプ編
PLAYTECH ( プレイテック ) / JAMMER Jr. ギターアンプ
6.5インチスピーカーを搭載し、従来の自宅練習用アンプと比べてもひときわ迫力のあるサウンドを実現したギターアンプ。クリーントーンからオーバードライブ、ディストーションまで、多彩なサウンドに対応します。ヘッドホン端子も備えており、時間や場所を選ばず練習が可能。これからギターを始める方にも特におすすめの一台です。
VOX ( ヴォックス ) / PATHFINDER10 ギターコンボアンプ
10Wの出力が可能なギターアンプ。10Wがどれくらいの音量かというと、自宅練習はもちろん、小規模なセッションやスタジオ練習にも使用できるくらいのイメージです。マンションやアパートにお住まいの方であれば、まず十分な出力と言えるでしょう。独特の存在感を醸し出すVOXアンプのルックスはインテリアにもおすすめです。
「とにかく気軽にギターを弾きたい!」という方におすすめのアンプです!こちらはトランスミッターが付属しているため、シールドケーブルが絡まる心配はありません。また、Bluetooth接続により音楽が再生できるのはもちろん、専用のアプリを通してさまざまなアンプ・エフェクトを使用することが可能。充電式かつ780gと軽量なため、リビングやベッドの上、はたまた公園や海にも持っていくことも可能です。
Positive Grid ( ポジティブ グリッド ) / Spark MINI Black
人気ギターアンプSparkのコンパクト版がSpark MINI。アンプ下部に搭載されているパッシブ・ラジエーターのおかげで非常にスッキリとしつつダイナミックな低音が再生でき、音楽のリスニングにも使えるスペックだと感じました。こちらもBluetooth接続によってリスニングからサウンドメイキングまでスマホひとつで完結。YouTubeで動画を見ながらギターを弾く、なんてことも快適に行うことができます。
真空管アンプ編
MARSHALL ( マーシャル ) / DSL1C ギターコンボアンプ
MARSHALLは、椎名林檎さんの楽曲「丸の内サディスティック」の歌詞でもおなじみのアンプブランドですね。心地よい歪みサウンドが特徴の老舗ブランドです。真空管を搭載しているアンプは、温かみのある音が特徴となっており、DSL1CはこれぞMARSHALLという本格的なアンプサウンドを楽しむことができます。スピーカーから出たような音像を再現するエミュレート回路付きヘッドホン出力と、0.1Wまで出力を下げるパワーリダクション機能を搭載しているため、自宅での練習にも最適です。
Laney ( レイニー ) / CUB-SUPER12 ギターコンボアンプ
『初めての真空管アンプはどれを選んだらいいんだろう?』そういった方にぜひオススメしたいのがCUB-SUPER12です!真空管アンプの15Wという出力は先ほどのトランジスタ仕様のコンボアンプよりも音量感が大きくなり、家庭練習はもちろん、小~中規模のスタジオ練習にもちょうどいいボリュームになっています。フルボリュームで演奏できない場合は、1Wインプットに差し込むことにより、出力パワーを1W以下に下げて使用可能。真空管特有の温かみをしっかりと感じながら、音作りや練習ができます。トランジスタアンプとの違いをしっかり体感できる1台です。
BLACKSTAR ( ブラックスター ) / HT-1R MK2 コンボアンプ
1W出力の小型サイズながら、幅広いサウンドキャラクターを生み出すコンボアンプHT-1R MK2。独自のISFコントロール回路によって、明るいサウンドが特徴のUSA風トーンから、ウッディなUK風トーンまで音作りが可能です。いろんなジャンルの演奏をしたい方におすすめの1台ですね。
ヘッドホンアンプ編
楽器とヘッドホンを接続し簡単に使えるエレキギター/ベース用のヘッドホンアンプ。スマホやタブレット端末とBluetooth接続すれば、無料アプリ(Mighty Amp)を使用してアンプのコントロール、メトロノームを含む11種類のドラムパターンや端末の音楽を再生することが可能です。この価格帯でさまざまなエフェクトやモデリングアンプを使用することができるため、あまりアンプの種類がわからない方や、初めて自宅練習用のアンプを購入する方にお試しいただきたいモデルとなっています!
FENDER ( フェンダー ) / Mustang Micro Plus
人気ギターアンプ、Mustang Micro の進化版プラグ型アンプ。おうちでも外出先でも場所を選ばずに練習したい方におすすめ。クラシックアンプから現代的なハイゲインアンプのトーンまで、あらゆるスタイルの音色をカバー。Bluetoothでスマホなどと接続すれば、お気に入りの曲やビデオに合わせて、リアルタイムでジャムすることも可能です。
アンプヘッド編
MARSHALL ( マーシャル ) / DSL1H ギターアンプヘッド
「アンプヘッドって何?」という方のために説明すると、先ほど紹介したコンボアンプのスピーカー部分と、アンプ部分=音作りする部分を別々にしたようなアンプのことです。ライブ映像をよく見てみると、リードギタリストはアンプヘッドとキャビネットの組み合わせを使用していることが多いんじゃないでしょうか。スタジオのキャビネットに接続すれば、自宅練習と同じアンプを使えるのが大きな魅力です。 DSL1Hはキャビネットからのスピーカー出力はもちろん、エミュレート回路付きヘッドホン出力を搭載しているので、自宅練習でも活躍してくれます!音の歪み具合が異なる2チャンネル仕様(クラシックゲイン/ウルトラゲイン)となっており、キラキラとハリのあるクリーントーンから迫力のあるヘヴィーディストーションまで幅広いサウンドメイクができます!
VOX ( ヴォックス ) / MV50-BQ Boutique ギターアンプヘッド
新真空管「Nutube」をプリ・アンプに搭載したモデルです!「Nutube」は小型化、低電圧、省電力と自宅練習用に最適な製品となっており、MV50-BQはライン/ヘッドホンアウトも搭載しているのでレコーディングでの使用もおすすめです。暖かみのあるクリーンからリードに最適なオーバードライブまでカバー。ピッキングによる繊細なニュアンスも表現してくれるため、MV50シリーズの中でも特に真空管アンプらしいコンプレッションを感じられると思います。
Laney ( レイニー ) / IRT-SLS ギターアンプヘッド
IRT-SLSはコンパクトかつ自在な音づくりのできるギターアンプヘッドです。目にしたときに思わず「大出力のアンプヘッドなんだよね?」と疑いたくなるほど小型で軽量。持ち運びに便利なサイズで自宅練習だけでなく、スタジオ持ち込みにももってこいの1台です。4Ω接続時に最大300Wの出力が可能なため、出力が足りないことはほぼないと思います。サウンドの幅はとても広く、クリスタルクリーンからハードオーバードライブまで対応し、演奏ジャンルを選びません。プリ管にはECC83を2本搭載しているため、真空管ならではのサウンドを感じることができます。
小型ギターアンプ編
Laney ( レイニー ) / MINI-ST-LION 電池駆動ギターアンプ
小型ながらパワフルで表現力あふれるギターアンプ。見た目のかわいさもイチオシポイントの1つです!IRON HEARTシリーズ風、SUPER GROUP風の見た目もラインナップしているので好みの見た目を探してみてほしいですね。3Wスピーカーx2のSTEREO出力に加え、ディレイ搭載となっているので、より音作りで遊んでいただけると思います。電池駆動なので屋外での使用にもおすすめ!
自宅練習用にちょっとしたギターアンプをお探しの方におすすめしたいのがこちら。音源を入力できるAUX 端子と静かに練習可能なイヤホン端子を搭載。音質にもこだわりを感じられコストパフォーマンスに優れています。電池駆動も可能なのでギターケースに忍び込ませておけるのも高ポイントです!
いかがでしたでしょうか。今回はお家用の小型アンプからスタジオで鳴らすヘッドアンプまで、さまざまなギターアンプのおすすめアイテムを紹介しました。ぜひご自身の環境に適したアンプを見つけて、より良いギターライフを満喫してくださいね!