前回、YOASOBI編のブログをアップしましたが、今回はヨルシカについて紹介していこうと思います。
~前回のおさらい~
- YOASOBI
- ヨルシカ
- ずっと真夜中でいいのに。
どのグループも名前に『夜』を連想させるという共通点から、そのアーティストの総称、もしくはファンの呼称として『夜好性』という言葉が使われています。
詳しくは前回のブログをご覧ください。
参考ブログ 『今話題の夜好性について語ってみた。~YOASOBI編~』
それでは、さっそくヨルシカを紹介していきましょう。
■ ヨルシカ
ボカロPとして活躍されていたn-bunaさんと女性ボーカリストのsuisさんの2人によって結成されました。
「女性ボーカリスト」という表現をしましたが、実はsuisさんはシンガーソングライター等として積極的に活動していたわけではないようです。
ロックでもポップスでも馴染むような少しハスキーなsuisさんの声に惹かれ、n-bunaさんから声をかけて結成されたんだとか。
「作者が作品より前に出ないようにしたい」という思いがあり、顔出しはせず活動をしています。
個人的なヨルシカの推しポイントは、「物語性」「文学的な歌詞」です。
まずは、「物語性」が1番よく表れていると思う1曲をご紹介します。
○ ヨルシカ - だから僕は音楽を辞めた
初めてタイトルを聞いたときは『音楽を辞めた歌を音楽にするのか!!』と強く印象に残った記憶があります。ヨルシカの1stアルバムの表題曲ということもあり、注目された楽曲です。
この曲はとにかくピアノがとてもきれい!そしてsuisさんの切ないのだけれども力強い歌声にきゅんとします・・・!
「だから僕は音楽を辞めた」が表題曲として収録されている1stアルバムは、音楽を辞めることにした青年『エイミー』が『エルマ』へ向けて作成した楽曲集という設定。
アルバム収録曲は、それぞれが相互にリンクしているところがあり、何度聴いても新しい発見があります。
解釈も様々なため、『これが正解!』という例をご紹介できないのはもどかしいところです。
しかし自分なりの解釈をするのが醍醐味だと思いますし、ヨルシカの楽曲は聴いた人の数だけその物語があると思います。
「だから僕は音楽を辞めた」1曲だけ聴いても様々な解釈ができますが、アルバムに収録されているほかの曲を聴くと、『エルマ』に対する『エイミー』の思いが強く綴られているなど、またまた新しい解釈と共に楽曲の世界が広がります!
そしてヨルシカの2ndフルアルバムの表題曲は『エルマ』。
このアルバムは、前作の主人公の青年『エイミー』から送られてきた手紙に影響を受けた『エルマ』が手掛けた楽曲集という設定で14曲が収録されています。
○ エルマ (Album Trailer)
1stアルバムのアンサーソングが何曲か収録されており、聴けば聴くほどこの物語に入り込んでいきます。
1stアルバムと2ndアルバムの収録曲をぜひチェックしていただき、みなさんなりの解釈をしていただければ、よりヨルシカの音楽を楽しめること間違いなし。
そしてヨルシカのもう1つの魅力は「文学的な歌詞」
個人的に好きな1曲がこちらです。
○ ヨルシカ - 月に吠える
タイトルを聞いて『お?』と思った方もいるかもしれません(笑)
萩原朔太郎の詩集でも『月に吠える』という作品がありました。この楽曲は萩原朔太郎の詩集をモチーフとして制作された楽曲です。
詩集にもある孤独や憂鬱さをヨルシカらしく歌に落とし込んでいて、これまでにないダークな雰囲気も個人的には推せます。
ヨルシカについて、他にもサウンドハウスのスタッフが語っているブログもありますのでぜひ見てみてください。
参考ブログ
『ヨルシカのファンが勝手に魅力を語りました』
『ヨルシカ LIVE TOUR 2021「盗作」を徹底レポート!』
いかがでしたか。
ヨルシカは芸術的で美しい!そして、空とか青とかの『自然』というようなイメージの楽曲が多いです。とても抽象的ですが、曲を聴いてもらえばなんとなく分かっていただけると思っています(笑)
気になった方やそういう雰囲気の曲が好きな方はぜひ聴いてみてください!
次回は、ずっと真夜中でいいのに。をご紹介します!
お楽しみに!