高度なモデリング技術を駆使した製品で多くのユーザーに支持され続けているIK MULTIMEDIAから、まったく新しいギター用パワード・キャビネット「TONEX Cab」が誕生しました!
今回、アンプシミュレーター/マルチエフェクター「TONEX Pedal 」と一緒に使用してみましたので、レビューと共に製品の魅力をご紹介します!
驚きのポイント ベスト3
① 定格出力350W、最大700W
まず特筆すべきは並外れた出力。スタジオでよく見るコンボアンプは120W程度なので単純に比較するととんでもなく大きな音が鳴ることがわかります。それにも関わらず、軽くてコンパクトなので楽に持ち運ぶことが可能です。

② カスタムIRをインポート可能なIRローダーを内蔵
プリアンプやアンシミュを利用せずにキャビネット側でIR(インパルス・レスポンス)のプロセッシングが可能。専用ソフトウェア「TONEX Cab Control」で緻密に音作りを行い、それを如実に再現できます。また、設定をセーブ/ロード可能な8つのプリセット・スロットがついているのでため、いつでもどこでもこだわりのサウンドを出音できます!

③ 交換可能なグリルクロスとチルトバック・レッグ
グリル部分を3色着せ替えできてかわいい!という利点だけでなく、複数個あるときに管理しやすいというメリットがあるようです。さらに角度をつけられる脚を本体横に装備。どこまでもプレイヤーファーストの製品です。

実際に使用してみた!

「TONEX Pedal」と使用する際に最大限のパフォーマンスを得られるとのことで、一緒に使用してみました!本当にシンプルなのですが、出音がかなりクリアかつ迫力があります。それもそのはず、12インチ低域ドライバーと1インチ高域ドライバーがついているので、音の分離感が段違いです。
また、これはTONEX Pedalの感想にもなりますが、サウンドの空気感やレスポンスがとってもリアルです。これは独自のDSPアルゴリズムによるAMP TONEコントロールが搭載されているためのようですが、「プロ仕様の FRFR(フル・レンジ・フラット・レスポンス)パワード・キャビネット」として誕生したのも納得です。
まとめ
以上、TONEX Cabの実機レビューでした。普段アンプシミュレーターを使用している方にとって、画期的な製品であること間違いなしです。たくさんの機能を紹介しましたが、
「2台目のキャビネットに接続するためのXLR端子」や「MIDI出入力端子」など、じつはまだまだ便利な機能が多数装備されています!
サウンドや詳細についてはぜひ下記動画&商品ページにて確認してみてください!!
■ AssH(アッシュ)ちゃんねる
IK Multimedia / TONEX Cab
■ ソエジマトシキ / Toshiki Soejima
【衝撃】アンプシミュレーターが実機を凌駕する瞬間がやってきたかもしれません…|TONEX Cab - IK Multimedia