『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』など、数々の名作品を残したスタジオジブリ。2022年11月には愛知県にジブリパークがオープンし、最近は新エリアも続々オープンして一層にぎわっていますね!私は昨年、友人と念願のジブリパークに行ってきました✨
ストーリーだけでなく、劇中で流れる音楽もすてきな名曲ばかり。明るいわくわくするような曲から、しっとり大人な雰囲気を感じる曲など、ご紹介したい曲が山ほどあります。今回は、私がおすすめするTOP3をご紹介します!
ゲド戦記より “テルーの唄”
2006年に公開された、『ゲド戦記』。弱い心を持った主人公アレン、そして両親からの虐待により心に傷をかかえたテルー。そんな2人がお互いに心を開き、さまざまな脅威に立ち向かっていく壮大な物語です。
“テルーの唄”を歌うのは、テルーの声優を担当した手嶌葵さんです。テレビドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の主題歌、”明日への手紙”を歌っていたアーティストです。透明感のある、スッと心に響いてくる声がとても素敵です。
アレンはこの曲を歌うテルーの美しい声に心を惹かれ、2人の心が通じ合うきっかけともなった曲です。
こんなにも優雅な曲を聴くと、どんなに嫌なことがあっても穏やかな気持ちになりますよね。ぜひ一度作品を観ていただき、テルーが草原で歌う様子も見ていただけたらなと思います♪
魔女の宅急便より”海の見える街”
13歳になった少女キキが親元を離れ、新しい街で過ごしていく姿を描いたストーリーです。私は、キキの相棒、クロネコのジジが大好き💛ジジのツンデレな性格がたまらなくかわいいんです😊
この曲は、これから暮らしていく「海の見える街」の上空を飛び、街に降り立つまでのシーンで流れる曲です。
久石譲さんが指揮をしているオーケストラの演奏動画を一度ご覧ください👀
キキ自身が新たな生活に胸を躍らせているかのような軽やかなフレーズ、そして風に吹かれて空を飛んでいるような滑らかなフレーズが交互に現れていますね♪オーケストラならではの壮大さもとても素敵です✨
じつは1度だけ、久石譲さんのコンサートに行ったことがあり、アンコールでこの曲を演奏していました!生演奏に鳥肌が立ったのを今でも覚えています😊ジブリ音楽は、歌を聴いているだけで、そのシーンの映像がはっきりと頭に浮かびませんか?すぐに作品の中に引き込まれる、まさに音楽と映像の融合だなと感じます♪
千と千尋の神隠しより”あの夏へ”
ジブリの中でも人気の高い、千と千尋の神隠し。私も子供のころ数えきれないほど見ました。
10歳の少女千尋が、引っ越し先の家へ向かう途中ある温泉町に迷い込みます。両親は豚にされてしまい、湯婆婆からは千尋という名前を奪われ、「千」と名付けられます。
両親を取り戻すため、その温泉町で必死に働く様子が描かれたストーリーです。
久石譲さんが、演奏している動画をご覧ください!
この曲は、「お父さんとお母さんがこのまま人間に戻れなかったらどうしよう」と不安な思いを抱え、ハクからもらったおにぎりを泣きながら食べるシーンで流れます。
比較的シンプルなメロディーながら、寂しさや切ない心情がひしひしと伝わってきます。さすが久石譲さんだなと改めて感じます。
いかがでしょうか?ジブリをあまり知らない人でも、一瞬で心奪われるような名曲たちばかり。ジブリ好きの方は、きっと作品を見たくなってしまったのではないでしょうか?
まだまだ紹介したい曲はたくさんありますので、第2弾もご紹介できたらと思います!