
スピーカー担当イチ押しスピーカーブランド「QSC」から、ついにワイヤレスコントロールアプリがリリースされました。そこで今回は、新製品バッテリー駆動PAスピーカー「CB10」を使用して、さっそくチェックしてみました!
※2026/1/17時点ではアプリのマニュアルが公開されていないため、これまでの経験を元に雰囲気で頑張りました。
QSC ( キューエスシー ) / CB10 バッテリー内蔵パワードスピーカー
1. iPhoneへアプリをインストールします。

2. CB10の電源を入れて、アプリを開きます。

3. 画面左下にある「Add Speaker」をクリックするとiPhone画面に「CB10」が表示されます。

4. CB10の右にある「+」をタッチしてしばらくすると、「CB10のBluetoothボタンを押して」と表示されるので従います。

5. すると、「スピーカーに名前を付けて」と出てきましたので、「MAIN」と入力して「DONE」をタッチしました。

6. 左上にある「←」をタッチすると、HOME画面に戻り、CB10「MAIN」が表示されました。これでペアリングは完了です。
特に迷うことなく、初見でも簡単に完了できました。
これなら、初心者の方でも安心です。


では、どんなコントロールができるのか1つ1つ掘り下げていきましょう。
「MAIN」をタッチすると、下記の画面が表示されます。
ここでは、「各chのプリセットと音量」を調整することができます。

フェーダーをタッチしてスライドさせることで音量調整することができるのですが、
「CB10本体のつまみを回すと、アプリ上のフェーダーも連動して動く」
ただ、注意点として
「アプリのフェーダーを動かしても、CB10本体のつまみは連動しない」
アプリのフェーダーを動かしたあとにCB10本体のつまみを回した場合、どうなるのか?やってみました。
「CB10本体のつまみを一番下まで下げる or つまみを回してアプリのフェーダー位置を通過させると、つまみとフェーダーが連動する」
つまり、
「アプリで調整する時は、本体のつまみは触らない」
ということですね。

続いて、各chの設定を見ていきましょう。
アプリの「A」(または「B」「C」)にタッチすると画面が下記に切り替わります。

Inputs: マイクレベル、ラインレベルの切替(Hi-Zは無し)
Ducker: CB10本体のch1にあるPRESETSつまみで「SPEECH(DUCKING)」を使用する時のダッキングのLow/High切替ができます。
注意点として
「アプリのプリセットSpeech Micではダッキングは動作しない」
「ch2には「SPEECH(DUCKING)」はない」
です。
REVERB:リバーブ(残響)を加えます。
種類(Small、Medium、Large)とエフェクト量(0-30)を調整することができます。


Preset: 接続する機器に合わせたサウンドキャラクターを16種類から選択できます。
100Hz、Default、Speech Mic、High Vocal、Low Vocal、Headset Mic、Lavelier Mic、Acoustic Guitar、Electric Guitar、Electric Bass、Keyboard、Drum、Saxphone、Cello、Violin、Dance
CB10本体では選択することができないプリセットがこれだけあるのには驚きました!
自分はベース弾きなので、DIを介して接続して、Electric Bassにしたところ、低音が太く強調されるようになり、ベースアンプで鳴らしているような感覚になりました。
注意点としては、
「パッシブのギター、ベースを接続する時はDI(ダイレクトボックス)を使用(Hi-Zは無い)」
「CB10本体のPRESETSつまみを「CUSTOM(APP)」に設定しておく必要がある」
「プリセットを選んでもEQ(次で説明)の設定は変わらない」

最後にEQです。

3バンドタイプのEQは-12dB~+6dBの範囲で調整可能で、小型アナログミキサーと同じようなコントロールができます。ちなみにこれもCB10本体では設定できない項目になります。

CB10のchCはステレオミニ or Bluetoothの音源向けのため、設定項目はなしでした。
次にchごとではなく、CB10全体の設定画面を紹介していきます。
右上にある「歯車マーク」をタッチした画面が下記です。

名前の変更はここでもできます。
Contour: サウンドキャラクター、サブウーファー併用時に使用する80Hzバージョンを選択することができます。

Custom Output: MIX OUT端子から出力するソースを選択することができます。
これも、CB10本体では選択することができない項目になります。
注意点としては、
「CB10本体のCUSTOM OUT(APP)ボタンを押して有効にする必要がある」
「CUSTOM OUT(APP)ボタンで無効にすると、アプリで設定した内容は無効になる」
「CB10の電源をOFFにして再度ONにすると、Default(A+B+C)に戻る」

Footswitch: ラッチタイプのフットスイッチを踏んだ時の動作を選択することができます。
FX Muteは、ライブ(FXあり)、MC(FXなし)を切り替える時に便利です。
ここで面白いと思ったのはSolo Boostです。他メーカーでは見たことがない項目ですが、ギターソロとか、ここぞという時にブーストかけたいという場面はけっこうあると思うので、気の利いた機能だなと感心しました。

Low Power Mode: 省電力モードのON/OFFを切り替えることができます。ONにすると、入力信号が無い時間が3分でスタンバイ、30分で電源OFFになります。
1. 入力信号なし:LED点灯

2. 入力信号なし ― スタンバイ(3分):LED点滅

3. 入力信号なし ― 電源オフ(30分):LED消灯

4. スイッチで電源をリセットしてください。

Room Delay: スピーカーを離れたところに置く時に、タイムアライメント調整用のディレイを調整することができます。(0~68.6m)
いかがでしたでしょうか。
QSC LoudSpeaker Controlは、スピーカー本体だけではできない機能を操作することができ、スピーカーが持ってる性能をフルに引き出すことができる優れたワイヤレスコントロールアプリです。今後、ユーザーの声を反映させたアップデートもあるでしょうから、すごい楽しみです。








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