バンドライブや音楽イベントで最も重要な音響機材と言える「PAスピーカー」。
PAスピーカーには、音を鳴らすためにパワーアンプが必要な「パッシブ」タイプとパワーアンプを内蔵している「パワード」タイプがあります。今回は、後者の「パワード」タイプのおすすめモデルを紹介していきたいと思います。
選び方については下記ブログにて紹介していますのでチェックしてみてください♪
⇒ 【2023年おすすめ】いろんなPA用スピーカーを聴き比べしてみた!!
01CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CP12MP
推しポイント
- コストパフォーマンスが高い
- マイクとラインの2チャンネル入力
- 3バンドEQ
- パッシブスピーカー用出力搭載(100W、最小インピーダンス4Ω)
- メインとしてもフロアモニターとしても使用可能
スタッフコメント
お手頃価格のパワードスピーカーで迷ったらこれを買っておけば間違いなし。つまみが背面ではなく、スピーカーユニット面にあるので操作しやすい点も見逃せません。パッシブスピーカーを増設できる出力端子はこのモデルだけの機能でかなりアツいです!!
02CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / MoniOne
推しポイント
- 超コンパクト
- マイク/ラインx2、AUX x1の3チャンネル入力
- +48Vファンタム電源供給可能
- Hi-Z入力対応
- ディレイリバーブ・エフェクト搭載
- 3バンドEQ
- ストレートマイクスタンドに設置可能
スタッフコメント
コンパクトさ重視なら迷わずMoniOneです。マイク、ライン、Hi-Z、ステレオAUXがつなげるので、屋内でのスピーチ、プレゼンテーションはもちろん、ちょっとしたアコースティックライブにも対応できます。
03CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / PA-BOX
推しポイント
- 充電式バッテリー内蔵、最大約4時間の連続使用可能
- マイクx2、AUX x1の3チャンネル入力
- 2バンドEQ
- エコー、ディレイエフェクト搭載
- Bluetooth音楽再生対応
- USBメモリー、SDカード、USB(PC)に対応したMP3プレーヤー搭載
- マイク、マイクケーブル付属
スタッフコメント
電源不要、どこでも使えるPAスピーカーならこれ!マイク2本、ステレオ入力1系統あるので、喋ってよし、歌ってよしの多目的に使用可能です。意外と嬉しいのがキャスター&キャリーハンドル内蔵なので移動もラクラク♪
04CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPM110P
推しポイント
- コアキシャルスピーカー搭載
- マイク/ラインx1、ラインx1入力
- スルー出力x2、ミックス出力x1
- 3つの低域特性モード(MUSIC/FLAT/LOW CUT)
- スタンドマウントにも対応
スタッフコメント
ステージの上って意外といろんなものが置かれていて返し用に通常サイズのスピーカーを横置きにして置くと狭い……という時、このスピーカーを使ってください。コアキシャルタイプのスピーカーユニットを使っている分、2ウェイタイプのものより、コンパクトになっていて省スペース化ができます。音もコアキシャルのメリットである1点から飛んでくるイメージでとても聞きやすいです♪
05JBL ( ジェービーエル ) / EON712
推しポイント
- 軽量
- アンプ出力1300W
- マイク/ラインx2入力、増設用XLR出力 x1
- Bluetooth音楽再生対応
- ワイヤレス・コントロールアプリ「JBL Pro Connect」対応
- 高性能DSP内蔵(EQ、リミッター、ディレイ、dbx自動フィードバック・サプレッション、ダッキングなど)
- メインスピーカーの他、フロアモニターとしても使用可能
- 別売りヨークブラケットで壁面設置、アイボルトで吊り下げ設置も可能
スタッフコメント
とにかく軽い!他メーカーのひと回り小さなスピーカーと同じくらいの軽さです。これが現場でどれだけありがたいことか。片手でひょいっとスタンド設置できるのは感動です。サウンドはもちろん良いです!特にEQをいじらないフラットの状態でも使える音が出てきますし、気になったところはPEQで細かく調整もできるので安心。ワイヤレスアプリを使って客席からさらにリアルタイムで調整できるのは、オペレーション人数が少ない現場で重宝すること間違いなしです♪
06JBL ( ジェービーエル ) / PRX912
推しポイント
- アンプ出力2000W
- マイク/ラインx2、AUX x1
- 各マイク/ライン入力のスルー出力に加えてミックス出力搭載
- ワイヤレス・コントロールアプリ「JBL Pro Connect」対応
- 高性能DSP内蔵(EQ、リミッター、ディレイ、dbx自動フィードバック・サプレッション、ダッキングなど)
- Gセンサー自動位置検出機能
- メインスピーカーの他、フロアモニターとしても使用可能
- 別売りアイボルトで吊り下げ設置も可能
スタッフコメント
シンプルに音がよい!!さすがJBLの新シリーズは洗練されています。重量は少し重いと感じる方もいるかもしれませんが、そこがワンランク上のローエンドの音圧、タイトさに関係していると私は思っています。音質重視でパワードスピーカーを考える場合、シンプルに価格帯が上のモデルを検討するという考え方がありますが、PRX900シリーズなら間違いなく買ってよかったと思っていただけると思います。
07JBL ( ジェービーエル ) / EON ONE Compact
推しポイント
- 小型、軽量
- 最大12時間駆動可能なバッテリー内蔵
- 4チャンネル・ミキサー
- 高品質エフェクト(リバーブ、コーラス、ディレイ)
- ファンタム電源供給対応(ch1のみ)
- Hi-Z入力対応
- Bluetooth音楽再生対応
- ワイヤレス・コントロールアプリ「JBL Compact Connect」対応
- 高性能DSP搭載(各チャンネルに4バンドPEQ、プリセットEQ、出力EQに8バンドPEQ、設定保存/呼出)
- 2台のEON ONE CompactでBluetooth音楽をステレオ再生(BT BROADCAST機能)
- ヘッドホン出力
スタッフコメント
小型、軽量、電源不要、多目的、そして音質、音量も良いものが欲しいならコレです。マイク、ライン出力の機器はもちろん、エレキギター/ベース、ステレオ出力の音楽プレーヤーも接続できます。スピーチ、レッスン、授業など喋りメインのイベントはもちろん、マイクにはリバーブなどのエフェクトもかけられるので、ライブイベントのメインスピーカーとしてもOK。数あるバッテリー内蔵PAスピーカーの中でもイチ押しです!
08QSC ( キューエスシー ) / CP12
推しポイント
- アンプ出力1000W
- ラインx1、マイク/ラインx1、AUX x1入力
- 増設用XLR x1
- 6種類のEQプリセット
- メインの他、フロアモニターとしても使用可能
- 別売りのヨークブラケットで壁面、天井面への設置可能。アイボルトで吊り下げ設置にも対応
スタッフコメント
サイズ面でも音量面でも使い勝手の良い12インチの中でコンパクトかつ軽いのがこのCP12。とにかく音がクリア。音飛びも良く、ジャンルを問わず優秀なパフォーマンスをしてくれるためおすすめのPAスピーカーです。6種類のプリセットのうち、DEFAULT以外によく使われるフロアモニター、スピーチ、ダンスはわかりやすい音質変化を感じられるため、機材の設定に自信のないユーザーでも簡単に扱えます!
09QSC ( キューエスシー ) / K12.2
推しポイント
- アンプ出力2000W
- マイク/ラインx1、マイク/Hi-Z x1、AUX x1入力
- 増設用XLR x1
- 11種類のEQプリセット
- 高性能DSP搭載(クロスオーバー、ディレイ、EQ、設定保存/呼出)
- メインの他、フロアモニターとしても使用可能
- 別売りのヨークブラケットで壁面、天井面への設置可能。アイボルトで吊り下げ設置にも対応
スタッフコメント
「キレッキレの高音質」という表現が個人的にはぴったりハマります!音量、音圧、情報量の多さ(音の繊細さ)は申し分なし、群を抜いて優れていると思います♪バンドライブ、DJイベントなど、カッコ良く作った音をそのままカッコよく鳴らしてくれる懐の深いとても頼りがいのある1台です!!
10SAMSON ( サムソン ) / Expedition Explor
推しポイント
- 内蔵リチウムイオンバッテリーにより最大 12 時間の連続使用が可能
- 重量わずか6.8 kg
- 3チャンネル・ミキサー(マイク、Hi-Z、ライン)
- USBワイヤレス用端子(Samson XPD または AirLine XD USB)
- Bluetooth音楽再生対応
- 据え置き、スタンドマウント、フロアモニター、チルトバック設置に対応
- 3バンドEQ
- リバーブエフェクト内蔵
スタッフコメント
総合音響機器メーカーSAMSONの2023新商品!小型、軽量、バッテリー内蔵のオールインワンPAスピーカーです。とにかく使い方が簡単!入力チャンネル1と2には音量つまみ、リバーブつまみのみとシンプル。3バンドEQで全体の音質補正もOK。Bluetooth音楽再生にも対応しているのでスピーチ、レッスン、弾き語りなど小規模音楽イベントであればこれ1台あるだけで事足りてしまいます。背面上部にライトが付いているので暗がりで使用する時に誤操作を防いでくれるのも気が利いています♪
いかがでしたでしょうか。
パワードスピーカーのメリットは、
- パワーアンプを内蔵しているため、配線が少なく済む
- パワーアンプとスピーカーの組み合わせを気にしなくてよい
- 機材が減るため、移動、設置、設定位、保管がラク
- EQやDSPなどスピーカーだけで音作りができる(モデルによる)
- 専用アプリによりワイヤレスコントロールができる(モデルによる)
と多数あります。最近ではパワードタイプがPAスピーカーの主流になりつつあり、需要が高くなってきているようです。サウンドハウスでは、手軽なエントリークラスから音質重視のハイエンドモデルまで幅広く取り扱いをしています。また、他サイトでは見かけない「サウンド比較」も用意していますので、スピーカーサイズや、エンクロージャーによる違い、また同じメーカーでも価格帯により変わるサウンドキャラクターをぜひヘッドホンでじっくり聞いて参考にしてみてください。
■ 定番PAスピーカー比較(パワード)