歴史的な名機にインスパイアされた製品を数多く開発しているWARM AUDIOより、密閉型モニターヘッドホン「HeadRoom Headphones」が発売されました。
WARM AUDIOといえば、往年の名機として有名なビンテージエフェクターやアウトボード、マイクロフォンを手頃な価格かつ高品位なクオリティで開発しており、近年多くのミュージシャンやエンジニアから注目を集めているブランド。
そんなWARM AUDIOからヘッドホンが発売されるとなっては、オーディオファンも注目しないわけにはいかないはず。
ということで、今回はそんなWARM AUDIOのモニターヘッドホン「HeadRoom Headphones」をレビューしてみたいと思います。
目次

1. 高品質プレミアムドライバー
HeadRoom Headphonesには、45mm径の大口径ドライバーユニットを採用。再生周波数帯は10~30,000Hzとレンジが広く、低域から高域までバランス良くフラットに再生します。ベースやキックなどローエンドもしっかりと再現し、他の帯域とのバランスも絶妙で非常に見通しが良い音に感じられました。ボーカルは艶っぽく、クリアで自然に再現。細かな息遣いもしっかりと聴きとることができます。どの帯域も埋もれることなく、解像度の高い優れたサウンドだと感じました。音場はやや近めで音のバランスや位置、音の一つひとつをしっかりとモニターできます。

2. 人間工学に基づいたデザイン
一見シンプルな普通のヘッドホンですが、装着してみると頭に沿うようにフィット。ヘッドホンと頭のあいだに余計なスペースもできにくく、着け心地が良いです。
イヤーパッドは楕円形でマチが設けられています。クッションの厚みがたっぷりあり、もちもちとした肌触り。メガネのフレームに重なってもそこまで気になることもありません。

3. 長時間使用を考慮したフィット感
イヤーパッドだけでなく、ヘッドバンドクッションもたっぷりとした厚みがあり、頭頂部をサポート。頭が窮屈な感じも無く、側圧もやや緩めなので、普段からヘッドホンを長時間装着していると耳や頭が痛くなってくるなんて言う人にも良いかもしれません。

4. ユニークなカラーバリエーション
なんといっても目を惹くのがこのカラーバリエーション。
スタンダードな「ブラック」のほか、インパクトの強い「オレンジ」、渋さのある「タン」の合計3色をラインナップしています。
塗装の感じも安っぽさが無く、オレンジも変なギラギラさが無いので、一般的な「ブラック」のヘッドホンに飽きてきた人は、こんなカラーを試してみるのもありかもしれません。


5.付属品
付属品には、専用のハードケースとカールケーブル、ストレートケーブル、色違いの交換用のイヤーパッドが付いています。イヤーパッドが2セットあると消耗しても交換できるし、気分で交換したりもできるのでありがたいですね。
定番ブランドもいいですが、エフェクターやプロ用マイクなどで高い評価を得ているWARM AUDIOの「HeadRoom Headphones」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
ご注文お待ちしております!