
DTMをやるにはモニターヘッドホンは必需品。SONYのMDR-CD900ST(赤いの)やMDR-7506(青いの)が超定番で間違いなしですが1万円以上とちょっとお高い。そこでおすすめなのが約4,000円で購入できるCLASSIC PRO CPH7000です。
CPH7000はサウンドハウスのオリジナルモニターヘッドホン、口コミやレビューなどの評判もいいです。サウンドハウスLOVEな私としては絶対買い!でしょう。実際使ってみたCPH7000の正直な感想をご紹介します。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CPH7000 密閉型モニターヘッドホン
サウンドハウスのオリジナルヘッドホン。40mmのドライバーユニット・密閉型、再生周波数特性:10~30,000Hz
■ モニターヘッドホンとしての音質はどうか?
モニターヘッドホンに求められているのは低域~高域までフラットに再生できる性能、変に味付けされていない音質。CPH7000の音質は若干低音が強調されているが、中域・高域の音がクリアに聴こえる解像度の高い音だと思います。低音が若干強いのでモニター用途意外にもリスニング用としても使えるヘッドホンです。
ただ、解像度の高さから長時間リスニングに使うと耳が疲れることもあるかと思います。私はパソコンにヘッドホンを繋げて、仕事をしながら何時間もロック系の曲を聴くことが多いです。CPH7000の場合クリアに聴こえすぎて仕事に集中できず曲に集中してしまうので、リスニングに使う場合はイコライザーで高域を下げて少しこもった音質にして使っています。
■ イヤーパッドやヘッドバンドは使いやすいか?

長時間使用するには快適なつけ心地のイヤーパッドが必要です。CPH7000は密閉型の大きめなイヤーパッドを装備、オーバーイヤーで耳をすっぽりと覆ってくれます。柔らかめのパッドなので耳への圧力をあまり感じません。
○ イヤーパッドが180°回転

イヤーパッドの遮音性はほどよくいいです。つけると周りの音が少し聴こえるくらいですが、聴いている音が外へ漏れることはありません。イヤーパッドが180°回転するのも面白いところ、外側に向けてヘッドホンを装着せずに音を聴くこともできます。
○ クッション性のあるヘッドバンド

ヘッドバンドは大きめなので、頭の大きな人でもキツくは感じないと思います。ヘッドバンドの内側はクッション性があるので、頭に長時間当たっていても痛くなることがありません。つけ心地はかなりお気に入りです。
■ デザインはどうか?

デザインは非常にシンプルですが、安っぽい感じはしません。AKGやaudio technicaのほうがデザインはかっこいいと思いますが、このシンプルさがSONYのMDR-CD900STににているといえばにている気もします。外側の銀色のラインがポイントになっていて少し高級感をだしています。MDR-CD900STにもこんな感じのラインが入っていますね。
■ コードやヘッドホンジャックはどうか?

CPH7000のヘッドホンコードは非常に柔らかいです。使わないときにコードをクルクルっと丸めておくときに柔らかくてやりやすいです。太さもあるので断線もしにくいと思います。ヘッドホンジャック(プラグ)の形状は3.5mmのミニプラグですが、6.3mmに変換するねじ込み式のアダプターがついているのでどちらのサイズにも使用でき便利です。
■ 総合的にモニターヘッドホンとしていいのか?
CPH7000はモニターヘッドホンとして十分に使えるものだと思います。正直SONYのMDR-7506(青いの)とどちらを購入するか悩んでいましたが、音質やつけ心地もよくしかも低価格!なので超おすすめです。
■ ブランドにこだわるならSONYやAKGのヘッドホンもおすすめ
どうしても有名ブランドのモニターヘッドホンが欲しい!という方におすすめの商品をご紹介します。
SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST 密閉型スタジオモニターヘッドホン
日本のレコーディングスタジオで使われる超定番モニターヘッドホンといえばこれ!MDR-CD900ST。再生周波数帯域:5~30,000Hz、原音を忠実に再現してくれるフラットな音、細かな荒まで聴きとることができる。一番有名なモニターヘッドホンを使ってみたい方はこれを選びましょう。
SONY ( ソニー ) / MDR-7506 定番スタジオモニターヘッドホン
SONYのモニターヘッドホンで海外のレコーディングスタジオで使用率が高いのがこちら、MDR-7506です。MDR-CD900STよりも低音を強調し、柔らかい音質になっています。折り畳みもできるので、持ち運びするのにも便利なモニターヘッドホンです。
AKG ( アーカーゲー ) / K240 Studio モニターヘッドホン
セミオープンのAKGモニターヘッドホン。低価格ながら高級感のあるデザインと、原音を忠実に再現する音質、装着感のよいヘッドバンドが特徴です。リケーブルできるのも大きなポイント、自分の好みの音質のケーブルに変えたり、ケーブルが断線したときにも対応できます。セミオープンなので音漏れはしますが、それが問題なければ超おすすめなモニターヘッドホンです。
■ CLASSIC PRO CPH7000は買い!
CLASSIC PRO CPH7000をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。個人的には買い!です(もう買っちゃいましたが)。ぜひ、記事を参考にしてお気に入りのモニターヘッドホンを見つけてくださいね。
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