配信者向け！audio technicaのミキサー「AT-UMX3」を使ってみた！

一昔前はYouTubeなどの動画サイトに歌ってみたや演奏してみたの動画を投稿することが主流でしたが、最近では配信サイトなどでの生演奏の配信をするミュージシャンも増えてきました。自分も弾き語りをYouTube LiveやインスタLiveで配信しようと思った時に、どのような機材をどのように設定するか迷った記憶があります。

そんな過去の自分のように、配信をはじめてみたいけれども機材選びにお悩みという皆さんに待望のオーディオミキサーが登場しました。audio technicaの「AT-UMX3」は、まさに配信に特化した完璧なソリューションと言えるでしょう。パフォーマンス性と使いやすさが融合された本モデルの機能や性能、使い勝手に焦点を当ててレビューをしていきます。

AT-UMX3の特筆すべき点は、その直感的な操作性です。専用ドライバーなどは必要とせず、複雑な設定も必要ありません。付属のUSBケーブルを使って、お手元のパソコンやスマートフォンへ接続するだけ。接続した次の瞬間にはDAWやZOOM Meetingなどといったツールで使用することができます。
どうしても初めてこういった機器を使用する際はドライバーのダウンロードがうまくできなかったり、音が鳴らなかったりと、つまずいてしまうことがあったりするのですがその心配はありません！
接続してすぐ使えるというのはコンピューターが苦手な人にも安心なポイントですね。

入力端子はXLR/TRSのマイク端子、ギター用のLINE端子、キーボード用のステレオ端子の3種類です。便宜上ギター用とキーボード用と記載しましたが、もちろんその他の楽器の入力も問題ありません。ギターの弾き語りやキーボードの弾き語りもバッチリこの1台で対応できますね。マイク端子は48Vの安定したファンタム電源が備わっているため、コンデンサマイクも使用可能です。サンプリング周波数は最大192kHz、ビットレートは最大24bitの高性能A/Dコンバーターを採用しているので録音用オーディオ・インターフェイスに匹敵する高解像度で配信可能です。配信だけではなく、DTMでの使用にも問題ありません。

さらに配信向けといえる大きな点はLOOPBACK(ループバック)機能です。この機能のために配信者ならこの「AT-UMX3」を使うべきだと言っても過言ではないでしょう。なんと、PCなどから出力されているBGMなどの音声をLOOPBACKして出力することが可能になります！従来だとPCから流れる音声を入力するのは工夫が必要でした。その上、PCからの音声に重ねて自分の声を重ねるということは非常に難しかったのですが、この「AT-UMX3」ならボタン一つで簡単に実現できます。

LOOPBACKのスイッチをONにして、ボリュームノブを調整するだけで良いのです！この機能を使えば、流しているカラオケに合わせて歌ってみるなんてことも簡単にできます（なお、アプリやソフト、環境等によってはレイテンシーが発生する可能性もあります）。またボリューム調整といえば、マイク入力やLINE入力、USB入力それぞれの音量を個別に調整可能です。そのため配信前はもちろん、ライブ配信中でも簡単に最適な音声バランスに調節できます。マイクにはミュートボタンもついているので、咳払いや宅配のチャイムなどリスナーに聴かせたくない不要な音を、ボタン1つで瞬時にミュートできます。

まだ、マイクなども持っていない方、これから配信をはじめていこうという方のためにサウンドハウスでは「AT-UMX3」のセットもご用意しています。マイク、スタンド、ケーブルなど、配信環境を構築するのに必要なアイテムが一式揃っています。何を買えばいいかとお悩みの方でも、スムーズな配信環境の構築が可能となります。

audio technica ( オーディオテクニカ ) / AT2020 AT-UMX3　配信/DTM始めようセット

いかがでしたか？audio technicaの「AT-UMX3」は、配信者をやってみようという夢を実現するための第一歩となる製品です。その高音質、豊富な機能、そして手軽さは、配信環境を一気にプロフェッショナルなレベルへと引き上げます。
みなさんも「AT-UMX3」を使って歌や演奏の配信にチャレンジしてみてください！

audio technica ( オーディオテクニカ ) / AT-UMX3 USBオーディオミキサー