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ポータブル・レコードプレーヤー生活のススメ KORG / handytraxx playで聴きたいティータイムLPレコード5選

2025-03-10

テーマ:PA, DJ, アーティスト&楽曲

以前からレコード需要が伸びているというニュースを耳にされている方も多いかと思いますが、我が社でもレコードを買っている若い社員が増え、休日にレコードを持ち寄って聴く集まりが増えてきています。
とは言え、誰もが昭和の家庭のようにオーディオ・システムを置いている訳ではないので、レコードを聴きたいと思っても敷居が高く感じている方も多いようです。
そんな方におすすめしたいのが、社内でも人気を集めているKORGが発売したポータブル・レコードプレーヤー、handytraxx play

KORG / handytraxx play

KORG / handytraxx play

操作も簡単で電源を挿して、あるいは電池を入れてすぐにこれ一台でレコードを楽しめるプレーヤーです。押入れから出てきたレコードを久々にちょっと聴いてみたいという方にもおすすめです!
軽量でコンパクトなので、場所もとらず部屋のイメージそのままに音だけが、貴方の部屋を彩る事でしょう。


まずは、とにかくすぐにお持ちのレコード聴きたい方のために簡単に取り扱い方法を説明しますと…
付属の電源ケーブルを挿したら、ケーブル接続部分近くにある小さな電源ボタンを押しましょう。

お持ちのレコードの回転数を確認してスイッチで3種類ある中から回転数を選びましょう。

『レコードの回転数ってどこを見ればいいの?』という方は、レコード盤のラベルに大抵書いてありますのでそこを確認しましょう。LPレコードだと大体33回転、シングル盤だと大体45回転が多いです。

レコード盤の穴をプレーヤー上の棒に合わせながら乗せたら、プレーヤー右側のアームを持ちあげて…

レコードの端の無音部部分に乗せてミュージック・スタートです!
※シングル盤で中央の穴が大きいレコードはプレーヤー左上についているセンターアダプターを付けて再生しましょう。

ポータブル・レコードプレーヤーながら、アナログレコード特有のふくよかな音が出てきますね!


さてそれでは、このプレーヤーでレコード生活に目覚めた方、お茶や食事をしながらレコードを優雅に楽しみたいという方のために、じつに和むレコードを、このプレーヤーで5枚聴きながらご紹介します。

レコードの選別はあくまで私の独断で、全てその場で思いついたものです。いろいろなジャンルから選ぼうかと思いましたが、収拾がつかないため、1960~1970年代のロックポップスを中心にセレクトする事にしました。音楽雑誌やネットで頻繁に紹介されているものはなるべく避け、サウンドハウスらしく(?)ややニッチながらも至福のティータイムを楽しめるLPをご紹介しますので、ご参考になれば幸いです。

Georgie Fame and The Blue Flames / Sweet Things

1964年のヒット曲"Yeh Yeh"で知られるイギリスのシンガーでありハモンドオルガン奏者でもあるジョージィ・フェイムの1966年のアルバム。R&Bやモータウンなどのブラック・ミュージックやジャマイカのスカを取り入れてモッズ・シーンでも人気を博していたジョージィ・フェイムですが、このアルバムがリリースされた時代はスウィンギンロンドン真只中。イギリスでも華やかなファッションで街が彩られていた時代だけに、ブラック・ミュージックと洗練されたポップ感覚がブレンドされたグルーヴが全編を支配するアルバムは、少し華やかにティータイムをくつろぎたい方におすすめかと思います。ケーキ風にデザインされたジャケットを飾りながら聴くと尚楽しめる事でしょう。

GRAPEFRUIT / AROUND GRAPEFRUIT

家から出てきたビートルズのレコードを久々に聴いてわくわくしているような方には、直球の甘酸っぱいビートルズサイケ風ポップ満載な、GRAPEFRUITの1968年デビューアルバム。それもそのはず、ビートルズが設立したアップル出版社と契約し、グループ名もジョンレノンに命名されたという、言わば弟子バンドというところでしょうか。アラウンド・ザ・ビートルズな世界に一歩踏み出したい方も、現在も新品で再発盤のLPをショッピングサイトで出ているのを見かけますので、冒険してみてはいかがでしょうか。ちなみにシングル盤はタイトルによってはよく中古で見かけますのでそこから始めてもいいかも知れません。これもジャケットを飾りながら再生して紅茶を飲むのは実に至福の時間です。

Margo Guryan /Take a Picture

少し華やかなのが続いたので、ここで少しアンニュイ路線なレコードを。1990年代の渋谷系時代の際に沸き起こったソフトロック・ブームで人気が出たソングライター、マーゴ・ガーヤンがリリースした1968年のアルバム。スパンキー・アンド・アワ・ギャングによるヒット曲“ Sunday Morning”のセルフカバーはじめ、ウィスパー・ボイスの歌がソフトサイケなポップサウンドの上でささやく心和むような一枚。何度かカラーレコード仕様を含めて再発されていて、今もショッピングサイトで手に入るかと思いますので、気軽に楽しめるかと思います。

Mary Hopkin / Earth Song/Ocean Song

お次は静か~にお茶を飲みながら聴きたい方のための一枚。ビートルズのアップル・レコードからリリースされたシングル曲「悲しき天使」の大ヒットでお馴染みのメリー・ホプキンが、ポップ路線から一転して自身本来の趣向となりますUKフォーク一ワールドを満喫できる1971年の2ndアルバム。ポータブル・レコードプレーヤーの上でアップル・レコードのマークが回るのを眺めながら、紅茶を飲むのが実に楽しいです。

ポータブルのプレーヤーなので、ガーデニングされたお庭で聴くのもいいかと思います。切ないナンバーもございますが、疲れた心を癒してくれる事と思います。こちらも何度かレコードが再発されているうえ、古い中古レコードもリサイクルショップ等でも日本製のレコードをよく見かけますのでぜひお試しを!

オリジナル・サウンドトラック/ヴェウ・ヂ・ノイヴァ ~花嫁のヴェール

大御所のボサノバ・シンガー、エリス・レジーナも参加した1969年。ブラジルのTVドラマのサウンドトラック盤です。とはいえ、優雅で静かなピアノ・インストルメンタル曲で始まり、バートバカラック風な必殺のポップナンバーもあるなど、ほど良く厳かな曲と華やかな曲が交差するじつにティータイム向けな1枚!
今日ご紹介した他のレコードと比べますと見かける機会は少ないと思いますが、探す甲斐のある程、至福の時が過ごせるアルバムと言えるでしょう。

さてご参考程度に5枚程ピックアップしてご紹介しましたが、これらのレコード以外にも、ジャケット、内容共ティータイム時に楽しめるタイトルのものは世の中にたくさんありますので、貴方もターンテーブル・レコード・プレーヤーを使って至福のレコードと美味なお茶で、味蕾を彩ってみてはいかがでしょうか。

次回は、来客の際、またはレコード友達の家に訪問した際に話のネタになるシングルレコードをご紹介いたします。

営業部 / 市原 雅之

45歳にしてオヤジバンドにベーシストとして参加。バンドでサウンド・ハウスの存在を知りその勢いで入社。 趣味はUKロック、60年代ソウルやソフトロック等のレコード・コレクション。最近はSPレコードも愛聴しています。ポール・マッカートニー、デヴィッド・ボウイとP.I.L.を愛する永遠の29歳。

KORG / handytraxx play

KORG

handytraxx play

¥49,500(税込)

ポータブル・レコードプレーヤー、スクラッチ対応、デジタル・エフェクト搭載、オーディオ・ルーパー搭載、ACアダプター付属、単三電池(6本)駆動対応

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