皆さんは「シューゲイザー」というジャンルをご存じでしょうか。The Jesus and Mary ChainやMy Bloody Valentineといったバンドに代表されるジャンルで、フィードバック・ノイズや深いディストーションなどを複雑に用いたギター、ミニマルなリフの繰り返し、浮遊感のあるサウンド、囁くように歌い上げるボーカルなどが一般的特徴として挙げられます。一言でいえば、轟音系ロック。今回はそんなシューゲイザーバンドの中から、近年特にアツいアメリカン・シューゲイザーバンドについて紹介します。「音はでかければでかいほどかっこいい」「音楽だけで飛びたい」。そんな方におすすめです!もちろんそうでない方にも聴いてほしい!
DIIV
少し変わった雰囲気のリフがクセになるニューヨーク州出身のインディー・ロックバンド。トレモロアームを多用した楽曲もあり正統派シューゲイザーの系譜を引きながらも、比較的聴きやすいサウンドで耳に優しいのが特徴です。暑い夏、これを聴けば涼しい気分になれるかも!?
DIIVの音作りにおすすめのコーラス↓
ELECTRO-HARMONIX ( エレクトロハーモニックス ) / SMALL CLONE コーラス
Nothing
ハードコアからシューゲイザーへと、サウンドの変化を遂げたこちらもアメリカ発のロックバンド。先ほどのDIIVや、UKのシューゲイザーバンドと比べても静かな情熱を感じるサウンドが特徴でとにかく爆音で聴いてほしい!ドンシャリサウンド好きやハードコアファンにとにかくおすすめのバンドです。
Ringo Deathstarr
リンゴ・スターならぬリンゴ・デススター。東日本大震災後にもジャパンツアーを行っており日本にもよく来てくれているバンドです。個人的には神聖な雰囲気が好きで、ライブでの朗らかな雰囲気とのギャップにハマること間違いなしです!
Letting up despite great faults
轟音は抑えめに、ダンスミュージックっぽさを取り入れた打ち込みやベースラインが魅力のドリーム・ポップバンド。キャッチーなリフが耳から離れないので気づいたら鼻歌を歌っています。
ボーカルも使用しているジャズマスターの一押し↓
FENDER ( フェンダー ) / Vintera ‘60s Jazzmaster Ice Blue Metallic ジャズマスター
slow pulp
内省的な歌詞とは相反して爽やかな雰囲気の若手バンド。綺麗なアルペジオを用いた楽曲からギターソロのチョーキングがかっこいい楽曲まで幅広くリリースしています。レコードも出ており、休日の朝などに流すと充実した一日を送れるかもしれません!
シューゲイザーバンド御用達のジャガー、ジャズマスター以外に、SGで音作りするのもおもしろいです!↓
BLITZ BY ARIAPROII ( ブリッツバイアリアプロツー ) / BSG-STD Wine Red
ということで今回はおすすめのアメリカン・シューゲイザーバンド5選を紹介しました。普段激しい音楽を聴かないという方も、これを機にぜひ聞いてみてください!