皆さんこんにちは!管楽器担当の牧野です。新学期になってトランペットなどの楽器を始めた方は多いと思います。今回はピストン楽器に絞っておすすめのピストン・バルブオイルについてご紹介します!
① YAMAHA
定番中の大定番、YAMAHAのバルブオイルです。金管楽器をやっていた人なら一度は使った事があると思います。素早いレスポンスと滑らかな動作が長時間持続するのが特徴です。粘度が4種類で展開されており、お使いの楽器に合わせて使用出来ます。
スーパーライト
YAMAHAのバルブオイルで一番粘度が低いオイルです。超低粘度のため、アドリブなど特別に速いパッセージの演奏に適しています。また、ピッコロトランペットなどの特殊管にもおすすめです。
YAMAHA ( ヤマハ ) / VOSPL3 バルブオイル スーパーライト
ライト
通常のバルブオイルより低粘度になったオイルです。ピストンクリアランスが小さい楽器におすすめです。また、特別に速い動きを必要とするジャズ奏者やYAMAHAのXenoモデルなど、ピストンクリアランスの小さい楽器にも最適です。
YAMAHA ( ヤマハ ) / VOL3 バルブオイル ライト
レギュラー
最も標準的な粘度のオイルです。トランペットからアルトホルン、ユーフォニアム、チューバまで幅広い楽器に最適です。またライトなどよりも粘度が高いため、オイルの効果が長持ちします。オイルの種類に迷ったらまずはレギュラーがおすすめです。
YAMAHA ( ヤマハ ) / VOR3 バルブオイル レギュラー
ヴィンテージ
YAMAHAのバルブオイルで一番粘度が高いオイルです。ピストンクリアランスが広い楽器におすすめです。長く使用している楽器はピストンクリアランスが広くなっている事が多いです。レギュラーなどですぐに効果が切れてしまう場合、ヴィンテージを使用すると改善する場合があります。
YAMAHA ( ヤマハ ) / VOV3 バルブオイルヴィンテージ
② Hetman
プロ奏者、リペアマン御用達の管楽器オイルのブランド。キーオイルやバルブオイルをはじめ、用途や粘度に応じたさまざまな製品をラインナップしています。潤滑や防錆効果の高さ、ゴムやプラスチックへの影響の少なさが特徴です。Hetmanからは3種類の粘度で展開されています。さまざまな状態の楽器に対応します。
➂ UltraPure
無色・無臭・無毒の、安全かつ滑らかで長時間効果が持続するのが特徴です。UltraPureの特徴はオイルを振ると分かりますが気泡が発生しにくい事です。ピストン内部でも気泡の発生を抑え、よりスムーズな動作を実現しています。UltraPureでも3種類の粘度で展開されているため、さまざまな楽器で対応できます。
ここでは紹介しきていない種類・メーカーもまだまだあります。オイル選びに迷ったら色々試してみてはいかがでしょうか。サウンドハウスでも多くのピストンオイルを取り扱っています。ぜひお試しください。