皆さん、Theo Wanne(セオワニ)って知っていますか?Theo Wanne氏は20年以上にわたり、数多くのミュージシャンから信頼を得てきたマウスピース・リフェイシングの第一人者。その技術はビンテージマウスピースの研究によってさらに洗練され、独自の知識と経験を注ぎ込んだマウスピースを発表しています。特にJAZZ奏者に人気が高いマウスピースとなり、日本にも多数のファンがいるため頻繁に来日しています。
この度、SOUNDHOUSEオリジナルモデルとしてクラシック・吹奏楽奏者にお勧めできるマウスピース『Theory(セオリー)』を発表しました!
『Theory』詳細を紹介したいと思います。
まず、Theoryの最大の特徴としては、なんといっても価格です!Theo Wanneのマウスピースは安いモデルでも3万円以上、高いモデルだと10万円を超えるモデルが多数あります。しかしこのコラボマウスピースは中高生から使ってほしいという願いも込めて19,800円(税込)で販売!2万円を切れるように頑張りました。
※価格は2025年4月時点
通常のTheo Wanneのマウスピースと違うのはまずは材質です。ハードラバーに近い密度と重量を持つ特殊な樹脂を使用することで価格を抑えています。モデルも一種類のみ、パッケージも簡素化しコストダウンも行いました。


オープニングは1.55mmと標準的な開きのため、2 1/2から3 1/2のリードであれば基本的に問題なくご使用いただけます。機械で任せる部分は任せ、重要な、部分は人間の手できちんと仕上げられています。テーブルやサイドレール部分は丁寧に仕上げていることが見てもわかります。


バッフルやバックボアを見ると一瞬SelmerのS80みたいだなと思いましたが、実際に吹いてみるとS90やCONCEPTに近い感じがします。音程調整もしやすく、初心者でもコントロールしやすいように感じました。低音から高音まで安定して演奏できるため、だれもが演奏する楽しみを味わうことができるマウスピースだと思います。今の吹奏楽にあったマウスピースになっていると思います。
リガチャーも他ブランドのものが問題なく使用ができます。金属製のリガチャーとの相性は悪くないと思いますが、少しきつめになるので、BGの L12 や L12SR を使用することにより、自由度や音の柔らかさが増す感じになると思います。
Theoryは吹奏楽奏者に一度は試していただきたい逸品です!僕はこれからこのマウスピースで演奏会やコンクールに出る予定です(^^♪