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トランペットを洗ってみよう!

2020-10-02

テーマ:管楽器

巣ごもりで時間のある今だからこそ実践したい金管楽器の丸洗いについて紹介します。清潔なだけでなく、楽器をより大切にしようという気持ちにもなりますよね。これを読めばMy楽器にバスタイムを与えてあげたくなりますよ〜!

必要なもの

★洗うときに使うもの
・楽器が入る容器
管体は洗面ボウルや浴槽を使用し、細かな部品は小さめの容器を使いましょう。
・フレキシブルクリーナー
・ブラスソープまたは中性洗剤
・マウスピースブラシ

★水分を拭き取るときに使うもの
・ガーゼ
・クリーニングロッド
・スワブ
・綿棒

★組み上げるときに使うもの
・グリス
・バルブオイル
・ポリッシュ

① 楽器の分解

抜き差し管、ピストン、ボトムキャップを外します。

ピストンはさらに分解します。
フェルトは洗わないので外し、摩耗が激しい場合は交換しましょう。

→ ピストンフェルト一覧

② 楽器を洗う

ぬるま湯にブラスソープか中性洗剤を入れて、楽器を洗います。 フレキシブルクリーナーを入れると管の中の曲がった部分もよく洗えます。 マウスピースの中はブラシを入れます。

③ 洗い流す

洗剤が残らないように気をつけましょう。

④ 水分を拭き取る

ガーゼ、クリーニングロッド、スワブなどを使って、管内の水分を除去します。 ピストンなどは綿棒を使うとやりやすいです。

⑤ オイルを注しなおす

組み上げ時にグリス、バルブオイルを注します。

楽器の変色が気になる場合はポリッシュで磨きます。

トランペットの洗い方について紹介しました。
丸洗いできると気分もスッキリしますね。 管内から汚れがなくなると吹奏感が変わることもあるので、演奏会やコンクールなど大事な本番の直前は洗浄を避けましょう。 今だからこそできる、トランペットの丸洗い、ぜひ挑戦してみてください。

営業部/平光佐織

岐阜県出身。吹奏楽部でフルートに出会ったのをきっかけに、音楽大学へ進学。楽器業界で活躍できる人材になることを目標に卒業後、管楽器リペアの技術を学ぶ。楽器店・音楽大学の勤務を経て、サウンドハウスへ入社。使用楽器はMuramatsu/DS、好きなフルーティストはジェームズ・ゴールウェイです。

 
 
 
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