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PEARLキックペダル踏み比べ

2022-03-07

テーマ:ドラム・パーカッション

ドラムのキックペダルはこだわるドラマーがとても多いですよね。
メーカーやシリーズ・仕様によって踏み心地が全く違い、自分に合ったペダルを見つけるのに苦労しているドラマーは少なくないはずです。
今回はPEARLのキックペダルを踏み比べて感じたことをまとめてみたので、ぜひともペダル選びの参考にしてみてください。

■ PEARL ( パール ) / P-920 ペダル

Eliminator "REDLINE"のデザインを受け継いだPEARLのエントリーモデル。特徴はビーターアングルを無段階で調整できる『アルミダイカスト真円カム』とフットボードを前後3段階に移動することができる『パワーシフター』です。

まず、率直な感想は「え!?エントリーモデルなのにクオリティー高っ!!」って感じですね。私が一番気になっていたのはシングルチェーンなので踏み込んだ後のフットボードの戻り方!実際に踏んでみると、しっかりと足裏に吸い付く感じで、ビーターアングルを調整すればかなり早いダブルを踏んでも思い通りに演奏することができました。
パワーシフターが付いていることも嬉しく、速いリズムを踏みたい人にはフットボードも調整して微妙なニュアンスも合わせて叩くことをおすすめします!!

私は昔、靴下でスライド奏法をしていたので、試しにこのペダルでスライド奏法をやってみました。アンダープレートが付いているモデルということもあり、演奏中の安定感があるのでブレなどは一切感じませんでした。
また、分かる人には分かると思うのですが、フットボードに滑り止めが付いていると靴下を持っていかれてスライドしにくいですよね。このモデルは滑り止めが無いので、個人的にはスライドがとてもしやすかったです。

■ PEARL ( パール ) / P-922 ペダル

レッドラインペダルの機能を生かしたエントリーモデルのツインペダルです。
ビーターの角度調節とフットボードの位置調節機能が付くことで、自分好みの踏み心地に調節できることが最大の魅力!!

ツインペダルを初めて使用する方に最もおすすめしたいのがこちらのモデルです。
試しに3時間の練習と30分程度のライブ演奏で使用してみたところ、真円カムを使用した自然な踏み心地と適度な軽さはペダルプレイに不慣れな初心者には最適で、長時間のドラムプレイでも疲れにくいなと感じました。
また、ビーターの角度調節とフットボードの位置調節機能はとても分かりやすく、説明書を見るまでもなく簡単に踏み心地の調整を行うことができました。

そして、私が何よりこのツインペダルをおすすめしたい理由はその造りの精巧さにあります。
フットボードとチェーンを繋ぐボルトは異なるネジ2本で止まっており、ペダルの形に添ったアンダープレートはハードなプレイでもビクともしませんでした。安定して演奏ができるだけでなく、長期間破損することなく使用できることが期待できる安心のハードウエアだと感じました。

ビーターもフェルトとプラスティックの使い分けが可能なツーウェイ・ビーター!ふくよかなサウンドがほしい場合はフェルトを、アタックがほしい場合はプラスティックを選択することで幅広い音楽に対応できるだけでなく、電子ドラム用にも最適なフットペダルとなっています。

■ PEARL ( パール ) / P-2050C/F

レッドラインペダルの機能を生かしたまま軽量化を実現したキックペダルです。ドラムキーや六角レンチを使うことなく、サッとビーターを付けたまま折りたたみができるだけでなく、プロユースにも対応した安定感を実現したモデルです。

まず、持ち運びのしやすさに衝撃を受けました。チューニングキーなどの道具を全く使用することなく、①ネジを緩める。②ビーターを倒す。③フットボードを折りたたむ。というわずか3動作でコンパクトになるだけでなく、その重量は手元の個体でおよそ1.6kg程度と破格の軽さ!某メーカーの折りたたみキックペダルに比べ200g以上も軽いので持ち運びしやすいキックペダルとしてはNo.1と言っても過言ではないかと思います。

踏み心地はダブルチェーンとNiNjAベアリングのおかげかとても自然な感覚で、踏み込んだ後のフットボードの戻りもスムーズで足裏にボードが吸い付く感覚は繊細なリズムや安定したリズムを演奏するには最適な仕様だと感じました。

カムについては付属でこちらの4色が付いており、セットするカムによって大きく踏み心地の調整が可能です。

もちろんこの4種類のカムだけでもかなり踏み心地を変えることができるので事足りてしまうのですが、コレクター心をくすぐられた私は『CAM-YL』と『CAM-PL』も手に入れ全て試してみました!笑

調整機能が充実していることでかなり早いリズムにも対応できることはドラマーにとってはかなり魅力的ですよね!!私はこの6つのカムを試し下記の『CAM-YL』を中心に状況に合わせてカムを変えていこうと思います。

今日の練習ではこのイエローカラーのカムを装着!ビーターアングルを手前に倒し、スプリングのテンションを少し強めに設定したうえで、BPM180で16分を踏んでみましたが安定してムリなく演奏することができました。

いかがでしょうか? 今回はPEARLのフットペダル3機種を踏み比べてみましたが、『P-2050C/F』のすばらしさにとにかく感動しっぱなしでした!
おそらく私はこのペダルを一生使っていくことでしょう!!!
皆さんがペダル選びをする際に参考となれば嬉しいです。

営業部 / 西野 仁志

高校の吹奏楽でパーカッションを始め、マーチングにハマったことがきっかけで音楽の世界に飛び込みました。現在は休日に楽団でドラムを叩くなど趣味で活動しています。乾燥肌だが緊張すると手汗をかく残念な体質のため、ドラムスティックにこだわりを持っており、塗装が薄い持ちやすいスティックを日々探しています。Steve Gaddという神様を崇めると共に、LUDWIGの魅力に憑りつかれてしまい、スネアを買い漁っています。 幼稚園の先生や介護施設の管理といった異色の経歴を持つ、身長155cmの九州男児!!

PEARL / P-2050C/F

PEARL

P-2050C/F

¥17,600(税込)

キックペダル、ELIMINATOR、アンダープレートなし仕様

評価000005

ブログ有り

在庫あり

数量

PEARL / P-920 シングルペダル

PEARL

P-920 シングルペダル

¥9,980(税込)

バスドラム用、シングルペダル、レッドラインスタイル

評価000005

ブログ有り

在庫あり

数量

PEARL / P-922 ツインペダル

PEARL

P-922 ツインペダル

¥22,167(税込)

バスドラム用、ツインペダル、レッドラインスタイル

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