ドラムは楽器の中でもセッティングが大変な部類に入ると思います。
今回はドラマーが持っておくとちょっと便利なアイテムを紹介しようと思います。
まずはこちら!
GIBRALTAR ( ジブラルタル ) / SC-QRHHC
サウンドハウスが正規輸入代理店を務めるGIBRALTARのハイハットクラッチです。ハイハットクラッチはトップのハイハットを留めるパーツです。

(左が一般的なDWのクラッチ、右がGIBRALTARのクラッチ)
片手に載るような小さいパーツで違いなんてあるのか?と思われてしまいそうですが、ハイハットはシンバルの中でも最も使用頻度が高く、叩くことが多いシンバルなので自分のこだわりのシンバルに変えたいというドラマーも多いと思います。いざスタジオに入り、ドラムセットを自分の好みに合わせてセッティング、ハイハットも変えようという時、通常のクラッチだと。。

この赤丸のねじを外し、以下のように分解してシンバルの取り外しが必要になります。

この作業がトップのハイハットがついた状態だと重たいし、見えにくいし手間だと思うドラマーも少なくないはず。。
一方GIBRALTARのハイハットクラッチはボールベアリングによるワンタッチ式の構造となるため、ハイハットの交換がとても楽々です。

どれくらい楽かというとクラッチ下部の赤丸で囲まれた部分を押します。

押すことにより以下画像の下段パーツの中に仕込まれているベアリングが緩み、そのまま外すことができる構造です。


この動作のみでロックパーツを外すことができ、ハイハットシンバルの脱着が可能です。一度使ってしまうと今までのネジ式のクラッチにはもう戻れないほど便利なパーツです。 また、ネジ式ではないので、演奏中に緩んで外れるといった心配もなく、安心して演奏に集中できることもこのクラッチの優れているポイントです。
次に紹介するのはこちら!
Rogers ( ロジャース ) / RP100B
またまた小さいパーツですが、こちらもサウンドハウスが正規輸入代理店を務めるブランド、Rogersからの紹介です!キックペダルにつけるよくあるビーターですが、どこが違うのか普通のビーターと比較してみましょう。

右が一般的なビーター、左がRP100Bです。
RP100Bはビーターヘッドの下にスプリングが仕込まれており、ヘッドを押し下げることでビーターの打面の向きをフェルトとプラスチックで切り替えることができます。


これめちゃめちゃ便利です!
一般的なビーターはキックペダルをバスドラムにセットした状態でビーターの向きを変えるときに一回一回チューニングキーでビーターを留めているボルトを緩め、向きを変えたうえでもう一度締め直すという作業が必要となり、下を向きながらの作業となるためとても手間です。このRP100Bは上記の通り、ビーターヘッドを下げるだけの片手作業でビーターの向きを変えることができるのでチューニングキーも必要なく、とても楽々です。


今回は2アイテムの紹介でしたが、サウンドハウスではまだまだ便利なドラムグッズを取り扱っています。
ぜひ自分のお気に入りのアイテムを見つけてみてください!