暑いですね!クーラーをつけてアイスを頬張りたい季節になりました。まだまだ自宅での楽しみを探しながら、人と会えない日々が続いております。。。
さて、そんな時代ですが、いつか来たるライブに向けて、今回はドラムヘッドを交換してみよう!!
まずはヘッドの今の状態。。。

なかなか使い込まれています。。。かなり強い力で叩かれ続け、限界を迎えています。
では早速始めましょう。このヘッドを新品に張り替えます!
① まずはすべてのテンションボルトをチューニングキーで緩めていきます。
チューニングキーはPearl製を使っています。臆せずどんどん緩めていきましょう。

だいたい緩めたら、あとは手でやっちゃう方が早いです。
↓
全部外れました!今回はわかりやすいようにバラバラにします。

② フープと古いヘッドを外します。
これですべて外れましたね。

③ 今回は、EVANS/B14UV2 というヘッドを張っていきます!
EVANS ( エバンス ) / B14UV2
B14UV2は厚さ7milのフィルムが2枚重なった2プライ仕様です。
EVANSのドラムヘッドは耐久性を高めるUVテクノロジーの硬化コーティングが一番の魅力です!また、LEVEL360テクノロジーによってフラットな水平面が実現して、チューニングも安定します。
このヘッドはトーン、サスティンは程よく、アタックのキレが良い印象です。暖かみのあるサウンドを奏でることができ、耐久性が優れているのでロック、メタルなど激しい演奏におすすめです!
④ ヘッドを装着!
ストレイナーの位置とロゴが好みの位置に来るように装着します。今回はストレイナーが左側に来るようにしました。

⑤ 外したテンションボルトをすべて戻します。
これもある程度手で回してから、チューニングキーで締めていきます。締めるときは、画像の順番のように対角線に締める。2つ飛ばして締める。また対角線に飛ぶ。2つ飛ばす。というのを繰り返していきます。締めすぎ防止のため、1回転ずつ締めて行きましょう。ミシミシ言っています。。。恐れずどんどん締めて行きましょう。

⑥ 好みの音になるようにチューニングをしていく。
締め具合が固くなったら、チューニングです。テンションボルトの近くをトントンと叩いて音を確認していきます。
隣のテンションボルト付近をたたいて、音を聴き比べます。どちらかが高い、または低ければ、同じくらいになるよう、少しずつ回して調整していきます。
最初は1/2回転ずつ、だんだん音色が定まってきたら、1/4回転ずつ回して調節しましょう。
ドラムチューニングは感覚に頼ることが多いですが、正確なチューニングのためのアイテムや、最近ではアプリなどもあるようです。例えば、チューニング用便利アイテムを一つ紹介します!
TAMA ( タマ ) / TW100 テンションウォッチ
ヘッドの張力を測定することにより、チューニング具合を目で確認できる便利アイテム。チューニングボルト付近に置くだけで簡単に使えるので、今後は私もこれを頼りたいです。

EVANS/B14UV2はとてもバランスの良いサウンドを表現できます!程良い跳ね返り感。キレ良く暖かみも兼ね備えた音色。いろいろなジャンルで活躍しそうな感じがします!
ちなみに私が使っているドラムスティックも紹介します。
PEARL ( パール ) / 7HC
Pearlのクラシックシリーズの中で、7HCは13mmと細めのスティックです!
細すぎず手に馴染みやすいグリップ感。パワーのあるアタック音も表現しやすいです。
チップは木製のティアドロップ型なので、角度によってニュアンスを変化させ、ジャズなどの細やかな演奏もできます。
クリアなラッカー塗装を施された表面は木目が映え、使っていくと色が茶色く変化し年季が入ったようになります。私はすでに茶色いです。。
ポピュラーなヒッコリー材なので、初心者にもおすすめです。
今回はドラムヘッド交換と、チューニング時の便利グッズの紹介でした!まだまだ暑いですが、夏を乗り切りましょう!