ドラマーであれば誰しもが数ペア持っている消耗品「ドラムスティック」。ドラムを長く続けるほどに折れてしまうスティックが増えていき、だんだんとスティックに費やすお金もかさんでくるのではないでしょうか。
私も最近までメイプルスティックを使用しており、折れるたびにスティックを補充しておりました。
今回は長持ちするスティックをお探しのドラマーにオススメできるTECHRA製ドラムスティックをご紹介します。

TECHRA製ドラムスティックは、すべてのモデルにカーボンファイバー素材が採用されており、ウッドスティックの数倍もの耐久性を誇ります。
また、カーボンファイバーという素材の特性上、スティックの重量にほぼ誤差がありません。
重量差に気を配るドラマーにはとても魅力的な要素ではないかと思います。
その他にも様々な魅力がありますので、詳細は特集ページにてご確認ください。
関連特集『カーボンファイバー製の革新的でパワフルなドラムスティック - Techra(テクラ)』
ここからはそれぞれのモデルごとに特徴、叩き比べのレビューをご紹介いたします。
■ CARBON PROシリーズ
ウッドスティックの3-4倍の耐久性を誇る、TECHRAスティックの中でも標準的なモデルです。
スティックの重心をチップよりに設計されており、振りやすくサウンドが安定する印象でした。
叩き方次第であらゆるジャンルに対応できるでしょう。
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■ CARBON PRO SUPERGRIPシリーズ
CARBON PROシリーズのグリップにラバー製のNo-SlipGripを採用したモデルです。
グリップが滑りにくく、手汗でスティックがよく滑る人にオススメ。
ベースはCARBON PROシリーズなので、こちらのモデルも様々なジャンルに対応できます。
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■ HAMMER OF THE GODSシリーズ
ウッドスティックの6-7倍の耐久性を誇る、TECHRAシリーズ最重量モデル。
シリーズ名、デザインからなんとなく想像できるように、ロック、メタルなど激しめな音楽に適したモデルです。
CARBON PROシリーズより少し低い音の成分を出してくれます。
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■ XCARBシリーズ
ウッドスティックの4-5倍の耐久性を持ちながら、TECHRAシリーズ内最軽量を誇るモデル。
あっさりとした音なのでジャズやボサノバ系の曲に相性がいいのではないかと思います。
クローズドリムショットの鳴りが気持ち良いモデルです。
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■ COLOSSUSシリーズ
TECHRAシリーズの中で最も耐久性の高いモデル。その耐久性はなんとウッドスティックの9-10倍もの耐久性を誇ります。
CARBON PROシリーズに比べて明るめなサウンドを持ち、シンバルの高い成分をきっちり出してくれます。
XCARBシリーズ同様クローズドリムショットの鳴りが気持ち良いモデルです。
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■ E-RHYTHMシリーズ
TECHRAシリーズの中で唯一ラバーチップを採用した、電子ドラム、トレーニングパッドへの使用に適したモデルです。
ラバーパッドでの使用はもちろん、シンバルを叩いた際、小さな打音で演奏したいときにもオススメです。
→ E-RHYTHMシリーズ一覧
TECHRAシリーズは全体的に重心が少し前にあり、まとまった芯のあるサウンドが出やすいスティックが多い印象でした。
ハイの出しやすいスティックからローの出しやすいスティックまで種類も多彩でいろんな状況で使い分けできますが、カーボンなので、ウッドとはまた違ったサウンドではあります。
中級者から上級者の方で自分らしい音を追求するときに試してみるとよいかと思います。
今回はTECHRA製ドラムスティックをご紹介させていただき、シリーズごとに特徴をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
高耐久なスティックをお探しのあなたにピッタリのスティックが見つかりましたら幸いです。
本ブログを記載するにあたり、知人のドラマーに実際にスティックを使用していただき、レビューしていただきました。
下記にて簡単に所属バンドをご紹介させていただきます。
Abysmal flock(アビスモ)
2017年結成。一度聞いたら口ずさみたくなるような、キャッチーなメロディーと印象的な歌詞は、聴いたものすべてを魅了し、第六感を目覚めさせる。アビスモサウンドはハマったら抜け出せない。(レコチョク アーティスト紹介より抜粋)

https://recochoku.jp/artist/2001322442/
https://abysmalflock.bitfan.id/
ドラマーは私の実弟です。悔しい限りですが、私よりも遥かにテクニックを持った良いドラマーだと思います。バンドサウンドを引き立てつつ、テクニックを存分に発揮する演奏は必見です。