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ふと気が付くと自分が最年長?! 自分の体はまだまだポンコツではないと確信するのが夢

2023-07-17

テーマ:サウンドハウス創業者のコラム「Rickの本寝言」

Rickの本寝言 サウンドハウス創業者が本音をついつい寝言でつぶやく!

時間が経つのがとても早く感じるこの頃だ。ひと月が数日のように思えてしまうことも少なくない。毎月1度の支払いなど、つい数日前に支払ったばかりなのに、また請求書がきた、と思いきや、既に1か月経っているのだ。このスピード感はいったい、どう説明がつくのだろうか。そうこうしているうちに、ふと気が付くと、もしかしてこの会社では、自分が最年長か?まさか、と思うも、パートのおばさんたちをのぞけば、もしかして!とふと、考えてしまう。答えは知りたくない。

とは言え、心身ともにいまだ40代を自負するが故、やること、なすこと、まあ、2-30年前と全く変わってない、といつも自分に思い込ませている。何しろ着るものは40年以上、ほぼ一緒、同じスタイルを貫いているし、髪型も変わってない。髪を染めたこともない。運動量も減ってない。マシンを使ったワークアウトでも、持ち上げる重量は若き頃とほぼ、変わらず。食べ物もほぼ一緒だ。だから歳をとった気持ちになる訳がない!というのがはかなき夢なのか。

ここ最近、自分に異変を感じている。どうしようもなく、コントロールがきかないことが生じ始めているのだ。無論、助けを呼ぶまでもないことばかりだ。まあ、走るスピードがどんどん遅くなってきているのは、仕方ないことか。とにかくスピードが出ない、出せない。たまに悔しく思う。それはそうと、日中眠たくなるのに困り始めた。なぜかいつも寝足りない気分。日中から眠たいのだから、車の運転も1時間以上はままならない。うとうとして追突事故を何度もおこしそうになる。また、今までは夜中でも平気で仕事ができたのだが、ここ最近は夜の12時を過ぎると、シンデレラ姫よろしくかぼちゃの馬車がお迎えに来る。ベッドに横たわってメールでも読もうとするならひとたまりもない。ふと気が付くとそのまま朝になっていることもしばしば。こりゃ、まずい。

眠気に連なって、お酒も弱くなってきたことを痛感する。元々ワインとビールしか飲まなかったが、最近になって日本酒も好きになってきた。そこまではいいのだが、これまでどおり、お酒をたしなみながら仕事をすることが、できなくなってきている。以前はワインボトル1本飲みながらでも、必要に応じて淡々粛々と朝まで仕事を進めることができた。ところが今となっては、グラスに3-4杯でも飲もうものなら、ふと気が付くと寝込んでしまっている。明らかに体調が以前とは違ってきていることを感じる。

さらなるチャレンジは、体の凝りと固まりだ。仕事が終わるまでじっと我慢強く座りながら頑張るのは自分の性分。ところが、いざ休憩しようと思って立とうとすると、そうは簡単に問屋が卸さない。やれ、よいしょ、どっこいしょ、と、おじさん?みたいに独り言をつぶやきながら、手にも力をいれて立ち上がらないと、体が固まって動かない時がある。長距離の運転などなおさらだ。車から降りるのにも体が固まっていると一苦労。かといってそれがいつまでも続くわけでもない。いったん動きはじめれば、すぐに快適に体が順応することはわかっている。つまり、体の初動がやばいのだ。よっこらしょ、どっこいしょの掛け声の意味が重く心にのしかかる。

それでもまだ、自分の体はポンコツとは言えない。まだまだ走り続けることができる。そう確信している。確かにこれまでピットインで無数の修理を強いられてきた。膝は骨座礁、足首は軟骨損傷、首は頚椎症、手は肉芽腫、大腸は鼠経ヘルニア、腰も軽度のヘルニア、そのうえ、ふくらはぎ、大腿筋の肉離れなど、修理箇所は枚挙にいとまがない。愕然とすることもあるが、とにかく中身はどうであろうと、結果として車は修理して走ればいいのだ。そう思えば、何ということはない。この体はまだまだ健在だ。

だからここから先は、じっくりと車に磨きをかけて、ポンコツにならないよう、また、部品を変えてでも、以前のようにしっかりとスムーズに走れるようにしなければならない。そのためには、心のケア―、体のケアー、双方が不可欠だ。それは規則正しい生活と、1日7時間の睡眠を意味する。が、どちらも達成できていない。そこが自分の弱さなのかもしれない。やるべきことはわかっているが、それができない。「わかっちゃいるけど、やめられない!」と昔はよく歌ったように、やめられないことも多い。自分の体のコントロールを失いかけないように、厳重注意が必要だ。

今こそ、自動運転、AI化の時代。おそらくもうすぐ、AIが自分をゆり起こし、また、寝る時間になったら、「寝なさい!」とどやしてくれることだろう。誰かがそばにいてくれてトレーナーのように鋭く注意してくれるならば、もしかして、自分の体にも磨きがかかってくるかもしれない。こうして100歳まで楽しく生きていくことが夢のまた夢となる。

自分の家系は男子がみな75歳で亡くなっていることから、余命いくばくか、とも思える。しかしいったんそのハードルを越えたら、あとは大空が天井。どこまででも行ける気がする。そんな夢をもつことも大事ではないかと思うこの頃だ。

Rick - 中島尚彦 -

1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。GIT(Guitar Institute of Technology)第2期生のギタリスト。80年代にキリスト教会の牧師を務め、音楽ミニストリーに従事しながら、アメリカで不動産会社を起業。1989年、早稲田でライブハウス「ペトラクラブ」をオープン。1993年千葉県成田市でサウンドハウスを創業。2001年、月間地域新聞日本シティージャーナルを発刊。主幹ライターして「日本とユダヤのハーモニー」の連載をスタートし、2010年よりwww.historyjp.com を通じて新しい切り口から古代史の流れをわかりやすく解説。2023年、一般財団法人サウンドハウスこどものみらい財団を創設し、こどもたちの支援にも従事。趣味はアイスホッケー、ピアノ演奏、トレイルラン、登山など。四国八十八ヶ所遍路を22日で巡る。グループ企業の経営指導に携わるかたわら、古代史の研究に取り組み、日本のルーツ解明と精神的復興をライフワークとする。

 
 
 
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