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RME Babyface Pro FS 購入レポート

2023-04-10

テーマ:音楽ライターのコラム「sound&person」, 楽器

みなさんどうもこんにちは!名古屋でギター講師などをやっているきとうです。以前の記事でも少しお話したかもしれないのですが、去年のはじめから徐々にDTMへシフトしていって今はギター機材と同じくらいDTM機材沼にハマってしまっている次第です。

機材ってほんと楽しいしワクワクしますね!

今回は、2022年の12月末頃に漸くオーディオインターフェイスをBabyfaceに新調しまして。3ヶ月くらい色々と作曲やレコーディングに使ってみた所感をお話できればなと思います!

1. Babyface Pro FSとは

それでは早速紹介していければと思います。DTM界隈ではかなり有名なBabyfaceですが、似たような名前で別の製品もあるようで、まずはそちらについてお話していきます。

実はBabyfaceには「FS」がないバージョンの製品がありまして、「FS」とはfemtosecond (1秒の1000兆分の1)の意味のようでクロック精度のことを指すようです。

ことRME製品はこのクロック精度が非常に高いことで有名らしく、主にプロユースでレコーディングスタジオの場合はメインに同社のFirefaceを使い、出先でのレコーディングでも高品質に録音が出来るということでBabyface Pro FSも有名になっていったそうです。

2. Babyface Pro FSを購入した理由、迷った製品

予算上限がなければ選択肢が数多あるオーディオインターフェイス。次はそんな沢山のインターフェースの中でなぜBabyfaceを選択したのか?他に迷った製品はあるか?についてお話していきます。

結論から言うと、「シンプルに録り音が良くて今後乗り換える必要性がないから」というのが最も購入理由を端的に表していると思います。

また、非常に移り気でエフェクターを取っ替え引っ替えしてしまうギタリストの性分なのか、良い製品だとしても同じような値段や少し上の価格帯のインターフェイスが気になり出して乗り換えたくなってしまうような気がしました。

その点、Babyfaceであれば予算的にもこれ以上出せないな...というのが正直なところで、予算ギリギリかつ何年も長く付き合っていけると思いました。

また、同価格帯だとどうしても比較してしまうのがApollo Twinだと思います。ここはほんっっっっっとうに悩みました。
Apolloの魅力として、内部のDSPであの有名なUNIVERSAL AUDIOの各種プラグインやアンプミュレーターがパソコンに負荷をかけることなく使えることじゃないかな?と思います。

使いたいUNIVERSAL AUDIOのプラグインもアンプも山ほどあったのですが......一旦プラグインのインターフェイスを切り分けて考えたかったというのもありBabyfaceを選ぶことになりました。

迷った他のインターフェイスの中で、最有力は上述のApollo Twinですが、他にもAntelope AudioのDiscrete 4 Pro Synergy CoreやAPOGEEのDUET 3MOTU M4などと比較対照したうえで選択しました。

3. デジタルミキサー「TotalMix FX」を使ってみた感想

BabyfaceにはPC上で立ち上げて本体を触らなくても制御できる「TotalMix FX」というソフトが付属してきます。

一見するとなんか...ややこしそうですよね。しかし、ADATなどの入出力機材を僕は持ち合わせていないので、わりと使い方は他のインターフェース同様シンプルで

  • ギター/マイクのレベルやゲインの操作
  • スピーカーやヘッドホンの音量操作
  • パソコンから出る音量操作

基本的には上記のような操作を行なっています。

最も「買ってよかったなー!」と思ったことは、PC (DAW)の音量を下げられることです。DAWの音量を下げることによって、ダイレクトモニタリングしても自分の音がしっかり聴こえるのでレコーディングが圧倒的に楽になります。

僕はEleven Rackなどのマルチエフェクターをインターフェースに挿して録音するのが好きなので、ダイレクトモニタリングがとてもやりやすく感じました。

4. 録音してみた感想

乗り換える前に使っていたインターフェイスが2万円台だったのもかなり影響しているかと思いますが......本当に良いです。めちゃめちゃクリアです。

まず、プリアンプの音がめちゃめちゃ良いです。クリーンサウンドのカッティングとかだったら「このまま何もプラグインかけなくてもいいかも」って思ってしまうほど音質がとにかく素晴らしいです。

知り合いのシンガーさんでもBabyfaceを使われている方がいらっしゃいますが、以前に納品していただいた際にもやはり録り音がかなり良いな、という感想を抱きました。

Babyfaceのプリアンプの音が良いからか、アンプシミュレーターやその他プラグインの掛かりも良いしノイズもかなり乗りにくいんじゃないかなと思います。

今回はRME Babyface Pro FSの購入レポートをさせていただきました!いかがだったでしょうか?録り音がとにかく素晴らしくて大大大満足の購入でした。迷う要素も選ぶ軸も沢山あるオーディオインターフェイス選びですが、参考になれば幸いです。


コラム「sound&person」は、皆様からの投稿によって成り立っています。
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きとうゆうき

名古屋で活動する現役ギター講師。ブルースやファンク界隈のセッションやライブで活動中。ブログやYouTube配信中!
WEB https://imokoyuki.com/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UC55tuCEv06u-DF0GmY0MDAg
Twitter https://twitter.com/kitoyuki_guitar

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