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「さうんどはうしゅ」で乾杯! うまい酒からはじまるサウンドハウスの改革

2024-03-25

テーマ:サウンドハウス創業者のコラム「Rickの本寝言」

Rickの本寝言 サウンドハウス創業者が本音をついつい寝言でつぶやく!

何故かしら、サウンドハウスは最高級の日本酒、「さうんどはうしゅ」の通販を始めることになった。そもそも自分は30代になるまで日本酒を殆ど飲んだことがなかった。あくまでビールとワインの二刀流であり、それ以外のお酒はめったに口にする機会すらなかったのだ。ところが、日本とアメリカを行き来する飛行機では、夕食の度にビールとワイン、そして日本酒も提供されていたことから、何でも飲み放題なので、とりあえず日本酒も口にしようと、ついつい飲み始めることになった。そしていつの間にか酒の味がわかるようになり、段々と好きになったのだ。

そもそも和食には、日本酒が合う。当たり前のことだと思う。それに長年、気が付かなかった自分が無知だったのだろう。お寿司を食べる時は、いつもビールだけで満足していた。ビールは確かに美味しいのだが、飲んでいるうちにお腹が膨れてきて、食事の邪魔をするようになる。意外とカロリーも高いし、とにかく胃の中がビールびたしになるので、おいしいご飯の入る隙間が無くなってくるのは当然のことだ。その結果、徐々に食事が喉を通らなくなってくる。

そんなビールの欠点を補ってくれるのが、正に日本酒の醍醐味である。食事を美味しく食べながら、酒を一緒に味わい、そのマージュを楽しむという術を、日本酒は教えてくれる。日本酒にも辛口、甘口、いろいろあり、醸造の種類も純米酒や吟醸酒などさまざまだ。しかしどれをとっても、お米の甘さをしっかりと味わうことができる。そのお酒の風味の甘さが、実にうまく和食にマッチングするのだ。よって、お刺身や天ぷら、すき焼きなど、典型的な和食を口にする際、冷酒とも言われる冷たいお酒がそばにあると、食卓が際立つことになること間違いなし。

日本人の中には、お酒の苦手な人も多い。そういう方にはごめんなさい。この記事は余計かもしれない。でもこれだけは知っていてほしい。お酒は、食事をより美味しく食べるための決定打なのだ。特に日本酒によって、和食の味わいが際立ち、たまらなく美味しくなること請け合いなのだ。それほどまでに、日本酒は、和食と見事にマッチングする。

さて、本題に入ろう。なんで「さうんどはうしゅ」なのか?その発端は、サウンドハウスが進出した東北の女川にある。震災からの復興をテーマに掲げ、官民一体となって支援を続けた結果、女川は生まれ変わってきた。その復興のシンボルとも言える女川にて、サウンドハウスが物流センターとショールームを展開することとなった。そして会長職を務める自分は、女川プロジェクトの総責任者でもあることから、毎週のように成田と女川を行き来することになる。そして女川に宿泊する機会が多くなり、女川の宿泊施設が満室の時は、隣の町、石巻に泊まるようになった。

ある日、石巻の「こまち」という料理屋で食事をしている時、そこの女将が、地元のお酒、ということで「萩の鶴」という著名な酒蔵が醸造した、とても美味しい純米大吟醸をテーブルの上に置いて、「どうぞ!」と差し出してくれた。これが実に美味しいお酒だった。そしてすぐにスマホでチェックしてみると、「萩の鶴」は何と、宮城県でもトップクラスの著名な酒蔵であることを知った。そしていろいろと見ていくうちに、この酒蔵は、子どもたちに絡む面白いラベルの付いた日本酒も販売しており、いろいろなプロジェクトに取り組んでいることがわかってきた。

ちょうどその頃、サウンドハウスは会社として、恵まれない子どもたちに手を差し伸べるために、「サウンドハウスこどものみらい財団」を立ち上げた直後だった。みんなで一生懸命働いて得た利益を用いて、子どもたちを支援しよう、というのが目的だ。そして財団を立ち上げ、支援先を探しながら日々、検討を重ねていく最中、ふとある時、サウンドハウスが日本酒を販売し、その売上代金を子どもたちのために寄付したらどうか、という思いが心の中に芽生えたのだ。そして偶然に、この「萩の鶴」という著名なお酒を知ることができた。

フットワークが超軽いことから、早速、その酒蔵を訪れ、代表者にアポをとって面会した。目的はただ一つ。子どもたちを支援するために、サウンドハウスのために、日本酒を造ってもらえませんか、ということだ。幸いにもその代表者は音楽好きであったことから、サウンドハウスのことを知っていたようであり、こちらの提案に対して、すぐに快く引き受けてくださった。ありがたいことだ。感謝。

そしてお酒のブランド名はどうしようか、ということを、社内で相談した際、2つの際立つブランド名が浮かびあがった。ひとつは、「鶴音」。「つるおと?」「つるおん?」、一体どう読むのかさえ分からない言葉だが、古事記にも記載されている言葉であり、鶴の鳴く声を「鶴音」、「たずがね」と言う。読み方さえ誰もわからないような不思議な響きの言葉だが、サウンドハウスは音、そして、そのお酒を造る醸造元は「萩の鶴」、よって、音と鶴がコラボすることにより「たずがね」、「鶴音」になるという見事なコンセプトに気が付いたのだ。

さらに、もうひとつのブランド名が登場することになる。それが「さうんどはうしゅ」だ。社内アンケートで推奨されたブランド名であったが、当初、「なにそれ?」としか思わなかった。ところが同時期、サウンドハウスがスポンサーとなっている大人気のVチューバ―、ステラも、「さうんどはうしゅが飲みたい!」というようなことを語っていたことを知った。そこで社内でブランド名について投票をとると、何と、「さうんどはうしゅ」がダントツで1位に輝いたのだ。もう、後には引けない。サウンドハウスがプロデュースする、「さうんどはうしゅ」!これに決めた!

その結果、サウンドハウスのお酒は、しょっぱなから二刀流、「鶴音」と「さうんどはうしゅ」の両輪で行くことになった。どちらも純米大吟醸酒だが、それぞれ少し違う風味が漂うものとし、差別化は図っている。そしてこれらの日本酒を販売し、その代金を子どもたちの支援のために使うことを大前提としたプロジェクトが発足したのだ。

という訳で、「さんどはうしゅ」を買って、飲む意義は大いにある。とにかく美味しい。宮城県最高峰の純米大吟醸酒だ。そしてこのお酒を買うことにより、ひとりでも多くの子どもたちに、手が差し伸べられる何等かのきっかけが生まれる。それが限りなく嬉しいことだ。こんな日本酒プロジェクトにも、躊躇なく積極的に取り組むことができるサウンドハウスは、誇りではないだろうか。決して高ぶるつもりはない。まだまだ、道のりは遠い。それでも、「鶴音」「さうんどはうしゅ」を通じて、何らかの社会貢献ができるだけでなく、その延長線に子どもたちの笑顔があることを考えるだけで、苦労が報われると思う。そんなことを思いつつ、6時間後、早朝、高知県の宿毛から宇和島方面に向けて走ることにする。親指の爪がはがれかけていて痛いのだが、何とか難局を乗り越えて勝利する。そのゴールには、お祝いのお酒が待っている。。。「たずがね」と「さうんどはうしゅ」!2024年5月に解禁予定!乞うご期待!

Rick - 中島尚彦 -

1957年東京生まれ。10代で米国にテニス留学。南カリフォルニア大学、ウォートン・ビジネススクールを経て、フラー神学大学院卒。GIT(Guitar Institute of Technology)第2期生のギタリスト。80年代にキリスト教会の牧師を務め、音楽ミニストリーに従事しながら、アメリカで不動産会社を起業。1989年、早稲田でライブハウス「ペトラクラブ」をオープン。1993年千葉県成田市でサウンドハウスを創業。2001年、月間地域新聞日本シティージャーナルを発刊。主幹ライターして「日本とユダヤのハーモニー」の連載をスタートし、2010年よりwww.historyjp.com を通じて新しい切り口から古代史の流れをわかりやすく解説。2023年、一般財団法人サウンドハウスこどものみらい財団を創設し、こどもたちの支援にも従事。趣味はアイスホッケー、ピアノ演奏、トレイルラン、登山など。四国八十八ヶ所遍路を22日で巡る。グループ企業の経営指導に携わるかたわら、古代史の研究に取り組み、日本のルーツ解明と精神的復興をライフワークとする。

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