前回につづき、今回も管楽器レビューブログです。
前回ご紹介の記事はこちらからご覧いただけます。
そして今回ご紹介するのは、スライドトランペット!!
PLAYTECH ( プレイテック ) / PTST-200 スライドトランペット
トランペットいえばピストンバルブを使って音を変える楽器ですが、スライドトランペットはスライド式。見た目はミニサイズのトロンボーンみたいですね(*’▽’)
では、さっそく開封していきましょう!

マウスピースから見ていきます。
そもそも、この価格でマウスピースがついているなんて。そこが驚きですよね。
付属のマウスピースは7C。7Cは初心者の方にもおすすめのサイズ感のマウスピースです。
マウスピースについての詳しい説明は別のスタッフが下記ブログにて熱く語っております。ぜひチェックしてください(*^^)v↓

ちなみに先程、見た目はトロンボーンと言いましたが、トランペットとトロンボーンのマウスピースの大きさは全く異なります。なので、普段はトロンボーンやチューバなど大きめのマウスピースで慣れている人は少し音出しに苦戦するかもですね。私も小さいマウスピースはめちゃめちゃ苦手なので、音を出すのに苦戦しました。まだホルン奏者の方が音は出やすいかも。
続いてはスライド。

かわいい。。。トロンボーンのスライドと比べると大きさの違いは一目瞭然。ほぼ半分の大きさですね。スライドの動きはとてもスムーズ。トロンボーンとは違って小さいので石突きは必要ないので、ついていませんね。

最後にベル部分です。

イエローブラスのクリアラッカー仕上げ。

スライドとベルの接続はこの部分で行います。
はめて、ネジを回すだけで接続できて簡単ですね。またチューニングはこの抜差し管でする構造になっています。

実際に吹いた感想
個体差はあるとは思いますが、音程はきちんととれ、吹きやすいと感じました。
音色は明るく、軽めで、音もよく伸びる良い音色だと思います。
B♭管ですので、トロンボーンのスライド番号でいう1ポジでB♭が出ます。スライドトランペットはトロンボーンのように長くないので、そこまで動かすのも大変ではないのではないでしょうか。お手頃価格ということもあり、金管奏者にはぜひお試し頂きたい商品です。
実際の演奏動画はこちら↓
余談ですが、トランペットの曲といえば、みなさん何を思い浮かべますか?
「トランペットの休日」「ハトと少年」など。。。有名な楽器だけに、たくさんの代表曲がありますよね。
私が思い浮かぶ曲はハイドンの「トランペット協奏曲」。
もし、私がトランペット奏者だったらオーケストラをバックに演奏してみたいです。
おすすめの動画↓
いかがだったでしょうか(*^^)v
今回は遊び心がくすぐられる、珍しい楽器を紹介させていただきました。
演奏会やイベントなどで盛り上がること間違いなしのスライドトランペットはトランペット奏者だけでなく、金管奏者や木管奏者、さらに初心者のかたにも楽しんでいただける楽器だと思います。また弊社からはスライドトランペットだけではなく、ポケットトランペット、ポケットホルンも販売しておりますので、そちらも併せてご検討いただけますと幸いです。