皆さんは「ドロワー」と聞くと、どんなものを想像するでしょうか。もしかすると、初めて聞いた方や、あまり馴染みのない方もいるかもしれません。今回は、そんな「ドロワー」について、ご紹介したいと思います。

まずドロワーとはなんぞや?という疑問から。ドロワーは英語で書くと「DRAWER」です。意味としては「引き出し」。引き出しと聞くと、自宅に置いてあるような家具や収納のようなものを想像するかもしれませんが、今回紹介するドロワーはラックケースに収めることができる、ラックマウントができるドロワーです。さて、それは一体どんなものになるのか。早速、見ていきましょう!
MIDDLE ATLANTIC ( ミドルアトランティック ) / D2 2Uドロワー 米国製高級アルミ加工仕上げ
高級感溢れるヘアライン加工されたアルミ製のドロワー。2U~5Uのユニットサイズから選ぶことができ、背面にケーブルを通す穴もあるので、機材を接続したまま収納も可能です。※5Uタイプには背面のケーブルを通す穴が開いてない仕様
→ Dシリーズ一覧
ODYSSEY ( オデッセイ ) / ARDP02 2Uドロワー 塗装仕上げ
先程のDシリーズと同じく、引き出しタイプのドロワー。こちらは取っ手部分のストッパーに加え、鍵が付いているためセキュリティ面も安心。使わないときは、ドロワーに鍵をかけておくことができます。ちなみにストッパーは、取っ手部分を押し下げると解除、引き出せる仕組みになっています。
→ ARDPシリーズ一覧
MIDDLE ATLANTIC ( ミドルアトランティック ) / LBX3 3Uドロワー
LBXシリーズはボックスタイプのドロワー。こちらも鍵付きとなっており、引き出して収納というよりは、フロント部分を開けて中に小物や機材を収納するタイプです。サイズは3Uと4Uをラインナップ。
→ LBXシリーズ一覧

<その他、よくある質問コーナー>
Q:結局のところ、ドロワーはどんな時に使うの?
A:ラックマウントができない機材(小型ミキサーやエフェクターなど)や、その他ケーブル、小物類をラックケース内に収納したい時におすすめのアイテムです。
Q:ドロワーを買うときの注意点はありますか?
A:まずドロワーを設置したいケースのスペースが何Uあるのかを確認(1U=44.45mm)していただき、あとはケースの奥行きがドロワーの奥行き寸法を満たしているか購入前にしっかり確認しておきましょう。
Q:ドロワーの設置は簡単ですか?
A:簡単です。収納したいケースにフロントからドロワーを入れ、後はケースのレール部分とドロワーのラック耳部分をマウント(ネジ止め)して固定するだけです。ネジはしっかりと締めて固定しましょう。
いかがだったでしょうか。様々なラックアクセサリーがある中、今回はドロワーについてご紹介しました。ラックケース、スタジオラックに色々と収納したいけれど、うまくスペースが作れない…という時は、ぜひドロワーを活用してみましょう。ちなみに、前回のブログではブランクパネルについてご紹介もしているので、興味があればぜひチェックしてみてください
関連記事『ブランクパネルとは?ラックアクセサリー初心者講座』
それでは、また。
(2020-12-14公開 2024-01-19更新)