スピーカーの性能を十分に発揮させるためには、最適な出力のアンプを選ぶことが必要不可欠です。
パワーアンプとは、プリアンプやミキサーからの信号を増幅・出力してスピーカーを駆動する機器です。
「スピーカーの許容入力(PGM:プログラム) > パワーアンプの定格出力(RMS:実効値)」
1.スピーカーのインピーダンスと許容入力を確認
例)CLASSIC PRO CSP10
インピーダンス:8Ω、許容入力:500W(PGM)
2.パワーアンプの定格出力を確認
例)CLASSIC PRO CP1000
8Ω時 340W+340W(RMS)
スピーカーの許容入力より大きい信号を入力すること、またスピーカーの許容入力値に近い出力の大きい信号を長時間入力することは、スピーカーの破損の原因になります。
パワーアンプは最大出力を超える場合、出力信号はクリップします。クリップにより矩形波のように波形が変化した信号は、ドライバーを大きく振幅させる、焼損の原因となる高調波を発生させるなどスピーカー破損の原因になります。よって小さいアンプで大きなスピーカーを鳴らすことはクリップさせやすくし、スピーカー破損の危険性を高める原因になりますので、適切なパワーアンプを選ぶことが重要です。
「接続したスピーカーの許容入力の合計 > 低くなったインピーダンス時のパワーアンプの定格出力」
【パラレル接続とは】
スピーカー同士を接続することで複数台のスピーカーを鳴らすことができる接続方法です。
一般的には8Ωのスピーカー同士を接続して使用されることが多いです。例えば8Ω同士のスピーカーを2台接続した場合、4Ωのシステムとして使用する形となります。
【注意点】
W数の目安を知りたい!!
W数の目安は、スピーチ系のイベントで「観客1人=1W」、ライブなど音圧、音量が必要とされるイベントでは「観客1人=3W」と言われています。また野外のイベントでは、屋内と違い、音が拡散するため、2倍程度のW数を目安にしてみてください。ただし、さまざまな条件により、音の聞こえ方は変化するため、あくまで目安として参考にしてください。
100W | 300W | 500W | 1000W |
---|---|---|---|
|
|
|
|
|
|
|
|
サウンドハウスのオススメ
商品が見つかりませんでした。
商品が見つかりませんでした。
カテゴリーから探す
ブランドから探す
ブランド一覧を見るアフターサービス
© Sound House